
Advertise on podcast: プラネタリウム 一夜語 Podcast
This podcast has
48 episodes
Language
JapanesePublisher
一夜語(ひとよがたり)Explicit
No
Date created
2024/11/26
Latest episode
2026/01/27
Average duration
12 min.
Release period
16 days
Description
一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/
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一夜語Podcast~2026年2月前半の星空~
2026/01/27
2026年2月前半から後半にかけての星空案内です。
0:33
いわゆる冬の星座と呼ばれるエリアには、たくさんの一等星があります。一番低いところに輝くシリウス(おおいぬ座)から時計回りに、プロキオン(こいぬ座)、ポルックス(ふたご座)、カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)、リゲル(オリオン座)とたどると冬のダイヤモンド(冬の大六角)ができあがります。その中にはベテルギウス(オリオン座)、さらに今の時期ふたご座に位置する木星がダイヤの輝きを引き立てます。また、南の地平低くには、もう一つの一等星、カノープス(りゅうこつ座)もあるので、南が開けたところで挑戦してみてください。
10:14
西の空の土星はまもなく見納めです。2月末頃になると薄明の空にだんだんと見えなくなっていきます。代わりに3月以降になると夕空で金星が目に留まるようになってきます。1月上旬に太陽の向こう側を通過(外合)し、この先だんだんと太陽から離れ見つけやすくなります。いつ初めての宵の明星が見えるか、晴れた夕空で探してみては。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2026年1月後半の星空~
2026/01/12
2026年1月後半から2月前半にかけての星空案内です。
0:32
日が沈むと東の空に-3等級近い輝きの木星が現れます。8つの惑星すべてを足した質量のうち、約7割を占める巨大な天体です。水素が主成分のガス惑星に分類されますが、気体の状態は表面だけで、内部は液体水素、金属水素といったもの。ふわふわの綿あめのようなものでは決してありません。
4:45
秋の空に潜むくじら座。88の星座の中で4番目の大きさを持つ星座ですが、絵姿は神話に登場する恐ろしげな化けくじらです。この心臓の星がミラ、ラテン語で不思議、驚きを意味する言葉から名づけられました。およそ330日周期で3~10等級程度に明るさを変える変光星です。星としては進化の最後の段階となり、大きくなったり小さくなったり星自体の大きさが変わる(脈動)ことで明るさが変化します。1月末~2月頃に極大となって目で見える明るさとなるので、その不思議さを思いながら冬の夜空で探してみては。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2026年1月前半の星空~
2025/12/27
2026年1月前半から後半にかけての星空案内です
0:36
お正月の風物詩、年賀状には干支がよく登場します。2026年は午年。星座には天馬のペガスス座、並びあう こうま座が。また冬の大三角の中にはユニコーン、いっかくじゅう座もあります。夏には半人半馬の いて座やケンタウルス座と、馬に関係する星座はいくつもあります。4日未明にはしぶんぎ座流星群が極大となり、同日、地球が近日点を通過します。遠日点通過は7月、今は7月よりも500万㎞も太陽に近いのです。また7日未明にはレグルス食が起こります。
7:25
太陽系の第5惑星、木星が1月10日に衝となります。おおいぬ座の一等星シリウスよりも明るい-3等級近い輝き。星が瞬く夜は気流が乱れ、望遠鏡でも細かな模様が見えないこともあります。気流が落ち着いていると表面の縞模様や、周りのガリレオ衛星がわかる木星。ガリレオ・ガリレイはこの木星の衛星の観察から、地動説の証拠の一つにつなげていったといいます。凍て空に強く輝く木星を観察してみては。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2025年12月後半の星空~
2025/12/12
2025年12月後半から2026年1月前半にかけての星空案内です。
0:38
夜空には星空の目印として夏の大三角や冬の大三角があります。星座にも、そのまま「さんかく座」があり、ちょうど年末の午後8時頃には天頂近くに昇っています。アンドロメダ座の足元あたりにある3等星と4等星で作る細長い三角。昔はギリシア文字のデルタ(Δ)に見ていたといいます。さらに「みなみのさんかく座」という星座もありますが、こちらは日本の緯度では見ることができません。
4:33
今年の大晦日、ちょうど除夜の鐘から新年を迎える頃、月とすばる(プレアデス星団)がとても近いところに並んで見えます。月がまぶしくて肉眼ではわからないので、双眼鏡や望遠鏡で見てみましょう。月の間近に星団の星がいくつか見えるはずです。ちょうど日本では両者が一番近づく頃に年越しとなりますが、アメリカやヨーロッパでの年越しの頃にはだいぶ離れてしまうので、今回は自宅組に有利な星空からのプレゼントといえます。双眼鏡を片手に、ゆく年くる年に思いをはせてみては。
2025年が終わります。
たゆまず巡るこの星影が、等しく窓辺を照らしますように。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2025年12月前半の星空~
2025/11/27
2025年12月前半から後半にかけての星空案内です。
0:38
夏の大三角はまだ西の宵空に残っており、はくちょう座の北十字はクリスマスツリーに飾る十字架のよう。天頂付近には秋の四辺形があって、西側の星を結んで下に伸ばすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。今年は近くの土星を結び三角形ができあがり、夏の大三角によく似ています。西と南の三角を見比べてみてください。
4:27
東の空にぼんやりと見えるのはプレアデス星団、すばるです。肉眼でも6個ほど、双眼鏡を使うとより多くの星が集まっている様子がわかる散開星団。数千万年から1億年程度の年齢の、同時期に生まれた星々の集団です。清少納言の枕草子にも登場するすばる、漢字では「統ばる」となり、一つに集まるという意味を持ちます。すばるに続いて昇る赤みがかった一等星は、おうし座のアルデバランです。
8:04
北東の空から見えてくるふたご座は、兄カストルと弟ポルックスに加え、木星も近くにあってまるで三つ子のよう。12月13~15日頃をピークにふたご座流星群も見られます。カストルの近くに輻射点があり、夜半過ぎにはまるで頭のてっぺんから降り注ぐようなイメージとなります。防寒には十分気を付けて、たくさんの流れ星を楽しんでみては。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2025年11月後半の星空~
2025/11/12
2025年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。
0:38
西の空には夏の大三角、天頂付近には秋の四辺形が見つかります。11月下旬の21時頃になると夏の大三角が西の空低くなりますが、反対東の空には冬の星座が広がり、冬の大三角も昇ってきます。東西がよく開けたところだと、この両方をいっぺんに見ることもできるかもしれません。
4:48
太陽系の第7惑星・天王星が、おうし座のすばるの近くで衝を迎えます。明るさは6等級、1781年に発見された惑星です。地球の直径の4倍ほどある氷惑星に分類される天体で、自転軸が98度ほど傾いているので、横倒しに回っていると表現されます。秋の四辺形から目をおろしたところにある第6惑星・土星の近くには第8惑星・海王星、西の空のやぎ座にはかつての第9惑星・冥王星もあります。
天王星ウラヌス、海王星ネプチューン、冥王星プルートにちなみ、元素表の下のほうにウラン、ネプツニウム、プルトニウムの名前が付けられた元素が並んでいます。地球を意味する言葉から名付けられたテルルの上には、月の女神の名がつけられたセレンも。天文学と化学の面白いつながりを思いながら空を眺めてみては。
プラネタリウム一夜語
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#季節の星空の目印#天王星#天文学と化学
一夜語Podcast~2025年11月前半の星空~
2025/10/27
2025年11月前半から後半にかけての星空案内です。
0:36
天頂付近に見つかる秋の四辺形。西側の星を結び下におろすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。この星はデネブ・カイトスと呼ばれていましたが、現在の正式名称はディフダです。そして二つの星と秋の四辺形の間に、今年は土星がやってきていて、秋空に三角を作っています。くじら座と秋の四辺形の間には、うお座も見つかります。
「たのしみはまれに魚煮て児等皆がうましうましといひて食ふ時」橘曙覧
7:40
11月18日に、しし座流星群がピークを迎えます。2001年には一時間に千個以上ともいう流れ星が見られた流星群です。母彗星であるテンペル・タットル彗星が約33年で太陽を巡るのにあわせて大出現を繰り返しています。今年は数は多くないものの、明るい流れ星を見るチャンスはあります。いしいしんじさんの「プラネタリウムのふたご」という作品では、主人公の双子の名前がテンペルとタットルです。冬間近の夜長、本を読みながら宇宙を旅する彗星を思い浮かべてみては。
プラネタリウム一夜語
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#秋の四辺形#橘曙覧#しし座流星群#プラネタリウムのふたご
一夜語Podcast~2025年10月後半の星空~
2025/10/12
2025年10月後半から11月前半にかけての星空案内です。
0:35
午後7時ともなると空は真っ暗。見上げた天頂をはさみ、西寄りに夏の大三角、東寄りに秋の四辺形が見つかります。秋の四辺形は別名ペガススの四辺形、天馬の体を作ります。ただ、おへその星アルフェラッツは隣のアンドロメダ姫の頭の星です。ペガサスはひっくり返って飛んでいるため、頭は南西のほうへたどり、鼻先の星がエニフ。このあたりには、88の星座の中で2番目に小さな「こうま座」があり、また望遠鏡を使うとM15という見事な球状星団も観察できます。一般的にはペガサスですが、星座の名前としてはペガスス座と少し違う表現になります。
6:47
2025年は11月2日が十三夜、後の月(のちのつき)です。十五夜とあわせて二つとも見るべきとされるお月見の日。続く5日が満月で、スーパームーンと呼ばれることでしょう。地球に近いところで起こる満月とされますが、定義がないため、一年に複数ある場合もあります。すっかりと冷たくなった空気の中、澄んだ白い月を眺めてみては。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2025年10月前半の星空~
2025/09/27
2025年10月前半から後半にかけての星空案内です。
0:32
今年の中秋の名月は10月6日です。旧暦の8月15日、十五夜です。旧暦の7月一か月間は「仲秋」、7~9月の秋の期間の真ん中である8月15日が「中秋」、よって、名月は「中秋」の字が使われています。もう一つのお月見が後の月、今年は11月2日で、どちらかしか見ないのは片月見などといって避けるものといいます。
3:45
宵の東空に昇ってきたエチオピア王家の人々。5つの星がぎざぎざに並んだ王妃カシオペア座は見つけやすく、北極星探しもできます。王のケフェウス座は目立たないながら、望遠鏡で見るとザクロ石のように赤く見えるガーネットスターがあります。王女アンドロメダ座にはアンドロメダ銀河。私たちの銀河系と同じく、数千億ともいう星やガスが集まった渦巻円盤の大集団です。その距離は約250万光年、これでもお隣の銀河。長い時をかけて届く淡い光を秋空に探してみては。
プラネタリウム一夜語
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#中秋の名月#エチオピア王家の星座
一夜語Podcast~2025年9月後半の星空~
2025/09/12
2025年9月後半から10月前半にかけての星空案内です。
0:37
9月22日に土星が、続いて24日には海王星が衝となります。地球から見て両者は太陽と反対の方向にあり、見かけ上も同じあたりに位置しています。土星の公転周期は29年半ほど、海王星は約165年です。このためこの先土星は海王星と位置が離れていきますが、再び海王星に追いつくのが36年後の2061年。この年はハレー彗星が帰ってくる年でもあります。
4:46
9月23日は秋分の日。春分の日や秋分の日は昼と夜の長さが同じ日ではありません。日の出、日の入り時に太陽が地球の大気によって浮き上がって見える大気差、そして、日の出と日の入りの定義によって、昼のほうが長くなります。
また、一年も春分、秋分で均等に分けられているのではなく、冬側の秋分~春分の日数の方が短いのです。これは地球の軌道が楕円で、1月初めころに太陽に最も近づき、このあたりの公転スピードが速くなるためです。日本の冬の時期、太陽に一番近いのは不思議な感覚ですが、四季は地軸の傾きによって生じています。正月明けの冬の太陽を見たときには、本当は夏よりも太陽が近いことを思い出してみては。
プラネタリウム一夜語
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#土星#海王星#秋分の日
一夜語Podcast~2025年9月前半の星空~
2025/08/27
2025年9月前半から後半にかけての星空案内です。
0:39
2025年9月8日に皆既月食が起こります。8日の未明なので、7日の晩から準備をしましょう。欠け始め(部分食のはじまり)は午前1時27分頃、皆既(かいき:地球の影(本影)にすべて隠されている状態)となるのが2時半です。1時間23分ほど皆既が継続し、その後月の光は戻っていきますが、夜明けも近く、月も西の地平線へと沈みゆき見づらくなっていきます。
次に日本でみられる皆既月食は来年3月3日の日没後、その次は2029年、新しい年が幕を開けた直後、元日の未明です。
7:48
土星が見ごろとなってきました。南東の空で並ぶ明るい星二つのうち、北側が土星です。今年は約15年に一度の土星環消失の年。幅の割に大変薄い土星のリングを真横から見る位置にきて、細い線が刺さったような姿で観察できます。土星らしくないものの、珍しい姿ですので、ぜひ機会を見つけて観察してみては。
プラネタリウム一夜語
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#皆既月食#土星環消失
一夜語Podcast~2025年8月後半の星空~
2025/08/12
2025年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。
0:36
8月中旬から下旬の夜明け前には、明るくよく目立つ金星、木星が見え、8月19日に西方最大離角となる水星も低いところに見つけられます。そして20日、21日頃には細い月も加わって、「月、水、木、金」と平日の曜日の天体たちが集います。日々の位置関係の変化が肉眼で楽しめるので、早起きをしてご覧ください。
3:41
今年の旧暦7月7日、伝統的七夕の日は8月29日です。空高くに織女星・ベガと牽牛星・アルタイルが向かい合い、その中を流れるのが天の川。天の川の正体はたくさんの星の光、私たちの太陽系を含む2000億以上もの恒星が大きな集団を作る銀河系を中から見ている姿です。渦を巻いた円盤型の銀河系の、その中心から少し離れたところに太陽系があります。銀河系は回転しており、太陽系が一周するのにかかる時間は2億~2億5千万年ほど。これを1銀河年といいます。長い時間をかけて巡る太陽系の姿を想像しながら天の川を眺めてみては。
プラネタリウム一夜語
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#伝統的七夕#天の川#銀河鉄道の夜#銀河年
一夜語Podcast~2025年8月前半の星空~
2025/07/27
2025年8月前半から後半にかけての星空案内です。
0:45
お盆のころに多くの流れ星がみられるペルセウス座流星群。今年は13日の明け方がピークとされます。夜半ころには東の空からペルセウス座が昇りますが、星座がわからなくても流れ星は空のどこにでも現れるので大丈夫。月明かりはあるものの、なるべく暗いところで観察すると、普段より多くの流れ星を見ることができます。くわえて、12,13日の明け方、東の空では明るい木星と金星が接近して見えます。日ごと位置関係が変わるので、早起きして毎日観察すると良い自由研究のテーマになるかも。
5:25
さそり座の心臓は赤い一等星のアンタレス。戦いの神アレスの名が含まれており、アレスは火星を示すことから、火星に対抗するもの、あるいは火星に似たもの、といった意味合いがありあます。どちらも赤い色が特徴ですが、火星は惑星で大地の色、アンタレスは恒星で表面の温度がそれぞれの赤さの理由です。アンタレスの表面温度は星としては低めの3~4000度ほど、星の寿命の最後の段階で、大きく膨らみ表面の温度が下がっています。宮沢賢治の銀河鉄道の夜では、蠍の火として登場。バルドラの野に棲む蠍が真っ赤な火になって、今でも燃えているといいます。物語をたどりながら、夏宵空を散歩してみては。
プラネタリウム一夜語
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#ペルセウス座流星群 #銀河鉄道の夜 #蠍の火
一夜語Podcast~2025年7月後半の星空~
2025/07/12
2025年7月後半から8月前半にかけての星空案内です。
0:37
宵涼みがてら空を見上げると、明るい一等星を手がかりにいくつもの星座を見つけることができます。天頂をはさんで西にうしかい座のアークトゥルス、東にはこと座のベガ、どちらも0等級の輝きです。ベガは、わし座のアルタイルとはくちょう座のデネブとともに夏の大三角を作ります。南の低い空には赤味がかったアンタレス、さそりの心臓。西の低空にはおとめ座のスピカ。これらから、てんびん座やへびつかい座、ヘルクレス座などをたどることができます。
6:05
準惑星の一つ、冥王星が衝を迎えます。とはいえ明るさは15等級なので、望遠鏡を使ってもまず見ることはできません。冥王星は1930年に発見され、2006年に惑星の定義が定められるまで惑星に数えられていました。かつては9つの惑星だったのです。また、その楕円軌道により1979年から1999年までは、第8惑星・海王星の平均距離(45億㎞)より太陽に近いところを回っていたので、惑星を「水金地火木土天冥海」と覚えている方もいるでしょう。現在はやぎ座に位置し、248年の時をかけて星空を巡る冥王星に思いを馳せてみては。
プラネタリウム一夜語
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一夜語Podcast~2025年7月前半の星空~
2025/06/27
2025年7月前半から後半にかけての星空案内です。
0:37
7月7日は七夕。旧七夕(伝統的七夕)は今年ずいぶん遅く、8月29日です。
織姫星(織女星)と彦星(牽牛星)はどちらも恒星、太陽系からの距離はそれぞれ25光年、17光年あり、二つの星の間も15光年ほども離れています。一晩のうちに近づくことはありませんが、昔の人はたらいに水を張って星を映し、揺らめく水面に二人が近づく姿を楽しんだという話もあります。
織姫星のベガ、彦星のアルタイルに、はくちょう座のデネブを加えると夏の大三角です。大きな翼を広げて天の川を飛ぶ白鳥は、雨の日に二人を渡してくれる存在かも知れません。
6:00
7月上旬は日没後の西の低空で水星を見つけられます。暗くなったころには同じ西空に火星の姿も。今年は今の時期、宵の内明るく目立つ惑星がありません。けれど夜更けころには東の空から土星が、夜明け前には明けの明星・金星が姿を現します。宵、夜半、明け方と、自分の生活スタイルにも合わせて折々の星空を楽しんでみては。
プラネタリウム一夜語
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