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中尺思考

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Categories
Country
United States
This podcast has
41 episodes
Language
Japanese
Explicit
No
Date created
2025/11/26
Latest episode
2026/10/26
Average duration
44 min.
Release period
10 days

Description

『中尺思考』は、“短すぎず、長すぎない思考”を声で残すためのポッドキャスト番組です。 この番組は本と音楽を往復し、その交差点から一つの概念を抽出して、論じます。 SNSの即応性(短尺思考)と、本の深度(長尺思考)のあいだにある“考える持続性”を、音声というメディアで取り戻します。 公式X:https://x.com/aoismith2nd 公式NOTE:https://note.com/aoi_smith3647

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#40 ケアの文学とデカダンスの音楽ー小川公代のケア論とデカダンス(スミスからフォンテインズDCまで)
2026/10/26
🔶概要 今回は、小川公代「ケアの倫理とエンパワメント」を取り上げつつ、蓮實・小川論争から、ケア時代の反動としてデカダンスを感じさせる音楽がバンドを中心に復活しているという話です。 働きすぎて倒れた話とケアの重要性/AI時代はアウトプット過多になる/アナログとケアを再考する/小川・蓮實論争を巡る話/村上龍と暴力性/そのままテキストを読めという蓮實・工藤/小川はケアの概念を立ち上げた/三島由紀夫をケアで読む/惨めさをそのまま描くことがケア/モリッシーの詩における優しさ/ケアに対するデカダンス/フォンテインズDCの冷めた感性/村上龍は敢えてケアしなかった/ビートルズにあってミセスに足りないのが退廃と毒/ケアとパトロナイズ(子ども扱い)の問題 🔷質問&コメント 千葉✖️SBR論争についてのコメント:チェルシーさんより 質問:皆さんの考えるケア論について ⁠⁠⁠⁠⁠⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 🔶次回予告 「Frueフェスに行ってきた話〜坂本慎太郎からインディロック、ワールドミュージックまで」 🔈お知らせ イベント関連 ⁠⁠11月8日文学フリマに出ます。文芸誌「群島」に寄稿しております⁠⁠ note記事 「創作における非合理ーアナログは活力になるか」 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 小川公代「⁠⁠ケアの倫理とエンパワメント」 フォンテインズDC「ドーパミン・チェンバー」 ビートルズ「ラバーソウル(2026mix)」 ザ・スミス「クィーン・イズ・デッド」 ミセス・グリーンアップル「POPS」 ■SNS ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠⁠⁠⁠
#39 「0か100」の創作をやるんだッ!!—ジョジョ第7部SBR×千葉雄喜
2026/10/13
🔶概要 今回は、9月25日から放映開始されたジョジョの奇妙な冒険ースティール・ボール・ランと千葉雄喜を巡る話から、創作論とコンテンツ消費について考えます。 ジョジョの奇妙な冒険と千葉雄喜を巡る話/千葉雄喜の特殊性/ジョジョは王道の少年漫画かつオルタナティブ/テーマを守りつつ、世界観を破壊する構造/「1⇒10」のゲームで世界を理解しすぎてる/記号を読み取る「動物化するポストモダン」/not for meを許容できない/「0⇒100」のゲームは構造そのものを破壊するので暴力的/ポッドキャストが流行るのは「1⇒10」だから/消費に見返りを求めちゃう/バンドを通じてコントロールできなさを考える/コロナで「1⇒10」に最適化しすぎた/ほんとうのことは暴力的である/原初的な感動から今の自分を問い直す/認知を支配する音楽/オタクが技術論に行く理由/「0⇒100」のゲームは時間軸が長い 🔷質問&コメント OASISの映画に関するコメント:YHZZZさんより 質問:11/8 文学フリマで話しませんか? ⁠⁠⁠⁠⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠⁠⁠⁠⁠ 🔶次回予告 「音楽におけるポップを考えるービートルズ、オアシス、ミセス・グリーンアップル」 🔈お知らせ イベント関連 ⁠11月8日文学フリマに出ます。文芸誌「群島」に寄稿しております⁠ 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 ⁠ジョジョの奇妙な冒険 千葉雄喜「死ぬか生きるか」 KOHH「毎日だな」 荒木飛呂彦の漫画術 動物化するポストモダン シットとシッポ「ロマンス/詐欺」 ■SNS ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠⁠⁠⁠
#38 民衆の歌、オアシスと私たちー映画「オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー」
2026/10/05
🔶概要 今回はオアシスのドキュメンタリー映画「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」の特集です。ディズニープラスでの配信直前。オアシスのみならず、音楽ファン、本好きの人にもぜひ見て欲しいと思ってます。 マニックス派の蒼井が号泣メーン😭/90年代のオアシスの立ち位置を振り返ろう/オアシスの本質は生命力と全肯定/ロックスターと労働階級の成功/生活に根付いたからオアシスが復活した/ボーンヘッドこそがオアシス/歌で分断を越え連帯させる/会場に入れない奴らのためにオアシスはいる/アジアパートで日本ではなく韓国のファンが選ばれた理由/メジャートライアドで名曲を作る凄さ/オアシスにこそリベラリズムがあった 🔷質問&コメント ⁠⁠⁠⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠⁠⁠⁠ 🔶次回予告 「ジョジョの奇妙な音楽 荒木飛呂彦の創作論」 🔈お知らせ 最近のnote記事 ⁠「人文&カルチャーはなぜビジネス書が嫌いなのか問題」⁠ イベント関連 11月8日文学フリマに出ます。文芸誌「群島」に寄稿しております スペース 庭の話番外編:労働とビジネスをポジティブに捉えてみよう 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 オアシス ピッチフォーク・レビュー OASIS「ホワットエヴァー」 OASISの階級闘争 「オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー」 ガーディアン:オアシス・ライブレビュー ■SNS ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠⁠⁠
#37 私たちの庭は作れるのか(後編)-宇野常寛『庭の話』とくるりの音楽
2026/09/22
🔶概要 今回はくるりの音楽をベースに庭の話について、掘り下げていきます。制作という庭をどう労働や社会と接続させるかについて。 くるりは「制作」にしか興味がなかった/純音楽をやるぜ「さよならストレンジャー」/制作を突き詰めてドグマ化「図鑑」/外部に開いた「チームロック」/「0→1」と「1→10」の制作は全然違う/社会に庭を置くこと/「庭」と「半身」は正しいか?/選択のレバーを持てること/ビジネス書と自己啓発は胡散臭いから良い/庭を作りつつ、外部と繋がること 🔷質問&コメント ⁠⁠⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠⁠⁠ 🔈お知らせ 最近のnote記事 「人文&カルチャーはなぜビジネス書が嫌いなのか問題」 はじめてのスペースをやります 9/26(土) 21時より 庭の話:番外編  敢えて労働とビジネス書をポジティブに捉えてみようぜの回 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 『庭の話』宇野常寛 『遅いインターネット』宇野常寛 『人間の条件』ハンナ・アーレント 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆 『シンニホン』安宅和久 『くるりのこと』くるり/宇野常寛 『さよならストレンジャー』『図鑑』『TEAMROCK』くるり ■SNS ⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠⁠
#36 私たちの庭は作れるのか(前編)-宇野常寛『庭の話』とくるりの音楽
2026/09/15
🔶概要 今回は宇野常寛『庭の話』を軸に、現代において、何故庭が必要になるのかを、本をベースに考えます。 宇野常寛の特異な立ち位置/ビジネス&人文の狭間をやる/宇野常寛ちいかわ論が燃えた理由/概念を作り出すのが凄まじく巧い/『労働』『制作』『行為』から現代を考える/みんな『労働』させられてる状態/『制作』と『行為』を取り戻す/庭の概念とゆるいサードプレイス/『行為』に没頭する豊かさ/宇野常寛と蒼井スミスの学生時代/庭の話はビジネスマンにこそ効く 🔷質問&コメント ⁠⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠⁠ 🔈お知らせ 今週、noteでビジネス記事を公開予定です。テーマは『人文&カルチャーはなぜビジネス書が嫌いなのか』。一万字越えの大作ですが、創作&ビジネスに参考になる内容になるので、よければ是非。 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 『庭の話』宇野常寛 『遅いインターネット』宇野常寛 『人間の条件』ハンナ・アーレント ■SNS ⁠⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠
#35 停滞の中で踊り続けよう(後編)―東畑開人『ミドル・エイジ・ビギンズ』と星野源論
2026/09/07
🔶概要 今回は書籍『星野源論』を軸に、星野源という人物の多面性と、アルバム『GEN』が体現する中年期における「青年に戻る物語」を読み解いていきます。 ・星野源とSAKEROCKを巡る話 ・音楽を通じて演じるをやる、実存は抜きで ・音楽家としてそもそも努力家 ・『YELLOW DANCER』と『Random Access Memories』の比較 ・あらゆる他者に橋を渡すという理想 ・挫折後に「青年」に戻ることを選んだ作品が「GEN」 ・「行為」として原初的な「好き」を大切にしよう 🔷質問&コメントコーナー 「創作は市場と相性が悪いからこそ、フィードバックは本業で受けて製作は資本主義から距離を置いてやる、という考え方もあるのでは」「相場に基づく値付けと創作行為の根本的な相性の悪さ」「会社員をしながら発信しているという部分に共感、わかりみ多い」「ヒップホップとロックの対比が人文やビジネスの文脈にも当てはまる」 ⁠⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠⁠ 🔈お知らせ フォロワー数が1000名を突破しました。ありがとうございます!1000名に至るまでの過程やマインドセットについて、近日中に記事としてまとめる予定です。引き続きフォローと評価をいただけると励みになります。 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 『ミドル・エイジ・ビギンズ』東畑開人 『星野源論』つやちゃん・戸部田誠 『 庭の話』宇野常寛 『ホニャララ』SAKEROCK 『GEN』 星野源 『YELLOW DANCER』 星野源 『FLYING SAUSER 1947』細野晴臣 『好き』 星野源 『Random Access Memories』 Daft Punk 『文化系のためのヒップホップ入門』長谷川町蔵・大和田俊之 ■SNS ⁠⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠
#34 創作とビジネスの両立が難しいのは何故なのか問題:中尺思考番外編
2026/08/31
🔶概要 疲労で一回お休みをいただいた翌週。本来予定していた星野源論の前に、今の自分の状態を言葉にしておきたくて録った、リハビリ的な回です。 テーマは「創作とビジネスの両立の難しさ」。 出発点は2つの体験です。 ・秋刊行予定の人文系同人誌『群島』への寄稿で燃え尽きたこと(テーマ:令和人文主義、約1万字)・9月からのメンバーシップ開設を検討する中で見えた限界 この2つから、カルチャー・人文知とビジネスがなぜここまで相性が悪いのか、そのロジックを掘り下げていきます。 【話していること】 ・行為そのものの純粋性とビジネスの戦略性の相性の悪さ ・0→1と1→10は、そもそも別のゲームである ・自分の作ったものに価格をつけることの虚しさ ・ヒップホップとロックの対比—ドロップインとドロップアウトの思想 ・結論:創作の強度を上げるためには、市場との摩擦は避けられない ・当面はノウハウ系の記事でビジネスと向き合います。 🔷質問&コメントコーナー ⁠番組への感想はこちらからお寄せください。⁠ 🔈お知らせ こないだ出した、有料記事 AI時代は休むことをルールにしないと、倒れるという話 フォロワー数がまもなく1000人に到達予定。達成のタイミングで「1000人になるまでにやったこと」記事を公開予定。 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 『ミドル・エイジ・ビギンズ』/東畑開人 『星野源論』/つやちゃん・戸部田誠 『弱さ考』/井上慎平 『ほんとうのことを書く練習』/土門蘭 『 庭の話』/宇野常寛 ■SNS ⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠
#33 停滞の中で踊り続けよう(前編)―東畑開人『ミドル・エイジ・ビギンズ』と星野源論
2026/08/17
ミレニアル世代が中年期に差し掛かりつつある今、「中年の危機」はもはや40代だけの問題ではなく、30代前半から顔を出す実存的な問いになりつつある。 今回はそのテーマを正面から扱った東畑開人『ミドルエイジビギンズ』を軸に、「停滞する物語」というキーワードから蒼井スミス自身の経験を重ねて考える前編です。 もうカードは増やせない、でも切り方次第で全然違う組み合わせが作れる。 クリープハイプの尾崎世界観が音楽と小説を行き来するなかで見つけた突破口。 リスキリングやAIへの過度な依存を疑いつつ、棚卸しと組み合わせによってミドルエイジクライシスを迎えている皆さんと「青年期の素朴なワクワク」を取り戻す方法を探る40分です!次回は星野源と『星野源論』(ツヤちゃんら執筆)を取り上げ、音楽編としてテーマを引き継ぎます。 質問&コメントコーナー 今週はフジロック回でいただいたコメントを紹介しました。- 「西日本在住だとフジロックに行ける人が周りにいない」番組への感想はこちらからお寄せください。 📢 お知らせ フォロワー数が現在955。年内1000人達成を目指しています。フォロー・レビューにご協力いただけると嬉しいです。- メンバーシップを9月に開始予定。「みんなで学ぶ勉強会」形式を軸に設計中。ワンコイン程度のサイズ感で、集合知の場にしたいと考えています。詳細は『ミドルエイジビギンズ』回・星野源回が終わったタイミングで改めて告知します。 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 『ミドル・エイジ・ビギンズ』/東畑開人 『星野源論』/つやちゃん・戸部田誠 『センスの哲学』/千葉雅也 『 世界観』/クリープハイプ
#32ちいかわの音楽とトクマルシューゴ—ジュブナイルとポストアポカリプスの往還
2026/08/10
今回は急遽予定を変更し、映画『ちいかわ』の音楽を担当したトクマルシューゴの仕事を軸に、作品世界を貫くジュブナイル性とポストアポカリプスという二つの方向について深掘りします。 「シルバニアファミリーの世界で北斗の拳をやっている」ちいかわの特異な世界観は、じつは音楽においても精巧に設計されている。 エンディングテーマ「机さする」に宿るサーフポップの陽光と虚無、セイレーン登場時の伊福部昭・鷺巣詩郎的な黒いストリングス、そして「今日の日はさよなら」の使われ方まで。 トクマルシューゴのトイポップ的なジュブナイル性が、なぜちいかわにぴたりとはまるのかを、大友良英『学校で教えてくれない音楽』への言及も交えながら論じました。 ※映画の具体的な演出・場面に踏み込む箇所があります。ネタバレが気になる方はご注意ください。 感想はこちらから 星野源の音楽と東畑先生の『ミドルエイジビギンズ』を取り上げ、中年について考える回をお届けします。 <質問&コメントコーナー> 先週のフジロック回へのコメントを中心にご紹介しました。 「4日間で合計100キロ近く歩いた。来年はご挨拶したい」(佐藤さん) 「友人に誘われたフジロックを断って後悔。強制的にスケジュールを決める姿勢の大切さを感じた」(鎌倉さん) 「宇野さんのポッドキャスト開始——いつかゲスト回を楽しみに。カホと女性性をめぐる読書が続いている」(A子さん、先々週分より) 📢 お知らせ Spotifyフォロワー数が945に到達。あと約55人で1000人達成です。まだフォローされていない方、ぜひこの機会に! メンバーシップは諸々立て込んでいるため9月開始予定に変更。 文学フリマ向けの原稿を現在執筆中。 X(旧Twitter)にて毎日400字程度の日記的批評を投稿中。あわせてご覧ください。 ■SNS ⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠ 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 〇『学校で教えてくれない音楽』大友良英(著) 〇トクマルシューゴ:インタビュー 〇『映画ちいかわ 人魚の島のひみつOST』トクマルシューゴ&上水樽力 〇『Song Symbiosis』トクマルシューゴ 〇『シン・エヴァンゲリオンOST』鷺巣詩郎 〇『Pet Sounds』 ビーチ・ボーイズ 〇︎『Let's Go Surfing』ザ・ドラムス 〇『The Real slim shady』EMINEM
#31 人はなぜフジロックに行くのかー非日常で日常を取り戻すー
2026/08/03
フジロック特別回。 今年29年目を迎えるフジロックフェスティバル。 「なぜ人はフジロックに行くのか」をライフスタイルと音楽の聴き方という観点から論じます。 〈強制的な非日常によって日常を取り戻す〉という逆説的な運動。 社会的ロールから切り離されることで得られるマインドフルネス的な効果が、毎年10万円近いコストを払わせる。 現地レポートとして、Loyle CarnerやTurnstile、XXのライブ評。 ハイスタンダードのMC騒動が現場ではどうだったのか。フジロックの年齢層・国際化の変化と現場と外から見るネット論争のリアリティのギャップについて。 <コメント/感想> フジロックに行かれた方、または来年参加予定の方、インタビューや感想のコメントをお待ちしています。フリーコーナーへのメッセージはこちらから 📢 お知らせ ・10月刊行予定の文芸誌「群島」(令和人文主義をテーマとした同人誌。三宅香帆さん、小峰ひずみさんらが参加予定)に寄稿予定です。完成したらこの番組でもご報告します。 ・noteメンバーシップは9月以降に準備します。無料記事も継続し、有料記事の単品購入や月ごとの出入りも可能にする予定です。詳細は追ってお知らせします。 ・現地レポート記事と、リスナーさんとの対談インタビュー記事をnoteに掲載予定です。 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 ・Loyle Carner(ロイル・カーナー) ・Turnstile(ターンスタイル) ・ The xx ・Jamie xx <次回予告> 来週は星野源論と、東畑開人「ミッドライフ・ビギンズ」を取り上げ、星野源の音楽と「中年の危機」をテーマに論考する予定です。
#30 私たちの中の女性性を見つめる(後編)ー村上春樹「夏帆」とNIRVANA
2026/07/20
前編に引き続き、村上春樹の最新長篇とNirvanaの音楽を組み合わせながら、私たちの内側にある女性性とフェミニズムについて考えていきます。 今回は音楽篇。キーワードは「アライ(ALLY)」と「ウーンデッド(Wounded)」という二つの立場。 アライ=支援者として女性に寄り添う姿勢を『夏帆』のモーターサイクルの男に読み取りつつ、そこに内在する矛盾を批評家・宇野常寛の論を参照しながら掘り下げます。 対してカート・コバーンは、寄り添うのではなく「自分も同じように傷つけられた」という当事者性から、マッチョイズムやジョック文化に怒りを向け続けた、その誠実さと破滅の両面を、Nirvanaのディスコグラフィに沿って追っていきます。 Bleachの「School」からNevermindの爆発、Incesticide収録のライナーノートの一節まで。 Nirvanaの意志を現在に引き継ぐMitskiやSnail Mailの話も。 来週はフジロック参加のため一週お休み。再来週にフジロック感想回+8月からのメンバーシップについてお知らせ予定。 質問&コメントコーナー 「バーンアウト経験と、立場に縛られず意見を柔軟に変えられる生き方」 「星野源の〈中道的バランス感覚〉『夢の外へ』の歌詞を軸に」 「『夏帆』と『82年生まれ、キム・ジヨン』の共鳴——抑圧と憑依のモチーフ」 番組への質問・感想はいつでも こちらから 📢 お知らせ 8月よりメンバーシップ開始予定。先行入会者は月額500円の永久プランを予定。月8本程度の記事配信を想定しており、入退会は自由です。 📚 今回登場した本・音楽・参考資料 ・『夏帆』村上春樹 ・『Bleach』ニルヴァーナ ・『Nevermind』ニルヴァーナ ・「ニルヴァーナ自伝 病んだ魂」マイケル・アゼラッド ・『モンタージュ・オブ・ヘック』 ・『夏帆評』宇野常寛 ・『村上春樹/濱口竜介』シットとシッポより(福尾匠✖️荘子it)
#29 私たちの中の女性性を見つめる(前編)ー村上春樹「夏帆」とNIRVANA
2026/07/13
今回は番組初の小説家特集。「私たちの中の女性性を見つめる」前編として、村上春樹の最新長編『夏帆』を取り上げます。77歳にして初めて女性を主人公に据え、母と娘の関係に挑んだ本作。デタッチメントからコミットメントへという作家の歩みや、女性の描き方をめぐる批評史を踏まえつつ、短編「眠り」との対比から「バッドマザーをなぜ肯定的に描けなかったのか」という核心の問いに迫ります。ジョン・レノン、ビヨンセ、ブレイディみかこを補助線に、男性には用意された「成熟のテンプレート」が女性には存在しない構造についても考えました。 ※発売から間もないため核心的なネタバレは避けていますが、気になる方は読了後の試聴をおすすめします。 質問&コメントコーナー 「ラップで自分の輪郭を確かめる」/「ミッドライフクライシスとOSの入れ替え」/「アンチセンスはパワー勝負」ほか 今週もフリーコーナー、番組の感想でもOKです。『夏帆』を読んだ方の感想。特に「女性から読むとこう見えた」という視点、お待ちしています。 フジロック・インタビューに協力いただける方は、お名前とメールアドレスをいただけると幸いです。 ⁠⁠⁠こちらから⁠⁠⁠ 📢 お知らせ フォロワー900人突破!ありがとうございます8月からnoteメンバーシップを開始予定(初月無料)フジロックはいよいよ来週。現地インタビュー&感想会も予定しています📚 今回登場した本・音楽・参考資料 村上春樹『夏帆』村上春樹「眠り」(短編)『新潮』8月号(福尾匠、ZORN、九段理江、三宅香帆ほかによる『夏帆』評)川上未映子『乳と卵』『夏物語』ジョン・レノン『ジョンの魂』『ダブル・ファンタジー』ビヨンセ『Lemonade』幸村誠『ヴィンランド・サガ』ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』(次回予告) ▶︎ 次回予告 来週は、NIRVANAを取り上げて、音楽における男性の描く女性性についてと村上春樹のリズムについて語ります。 ■SNS ⁠⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠⁠
#28 労働者のためのポッドキャストとライティング入門
2026/07/06
今回は特別編、「労働者のためのポッドキャストとライティング入門」。会社員をしながら半年以上続けてきたポッドキャストと1年続けてきたnoteを振り返り、なぜ書く・話すことを始めたのかを語ります。30代後半でのバーンアウト経験、BTS「Love Yourself」から得た気づき、自分の中の「アンチセンス」を見つけることの重要性など、創作を続けるための考え方を共有。創作におすすめの書籍5冊も紹介します。後半ではnoteメンバーシップ開始(8月予定)と文学フリマ出展のお知らせ、フジロックでのリスナーインタビュー募集についても触れています。 質問&コメントコーナー 「ボウイとセンスの話」/「リズムの形式が決めること」 今週はフリーコーナー、番組の感想でもOKです。 フジロック・インタビューに協力いただける方は、お名前とメールアドレスをいただけると幸いです。 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 📚 今回登場した本・参考資料 ⁠千葉雅也「センスの哲学」土門蘭「ほんとうのことを書く練習」村上春樹「職業としての小説家」町田康「俺の文章修行」野村貴文「プロ目線のポッドキャストの作り方」 ▶︎ 次回予告 来週は、村上春樹の新作「夏帆」とNIRVANAを取り上げて、男性の描く女性性についてと村上春樹論を語ります。 ■SNS ⁠⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠⁠
#27 人生にはセンスが必要だ(後編)―千葉雅也「センスの哲学」とデヴィット・ボウイ
2026/06/29
センスとはものごとをリズムでとらえる/リズムの上に何を配置するか/コンテンツよりもリズムのうまさ/ボウイのベルリン3部作こそセンスの哲学/パンク・ロックといないいばいばあ理論/スミスの音楽から「宙づり」を考える/蒼井スミスはまず仮固定で行く/アンチセンスとは人生の悲しみ/北野武とボウイの持つ悲哀/AIはアンチセンスを持てない/創作に向き合うとアンチセンスからは逃れられない 質問&コメントコーナー 「センスと人間の多面性と庭の話」/「パワーとスピードの時代に40代はどう生きていくか」 Q&Aは皆さんが感じる「センス」もしくは「アンチセンス」について、番組の感想でもOKです ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 📚 今回登場した本・参考資料 ⁠千葉雅也「センスの哲学」野中モモ「デヴィット・ボウイー変幻するカルトスター」村上春樹「職業としての小説家」大島渚「戦場のメリークリスマス」平野啓一郎「私とは何か「個人」から「分人」へ」🎵 今回登場した音楽 ⁠デヴィット・ボウイ「ロウ」/「ヒーローズ」/「ロジャー」CAN/VITAMIN CYe/LOSING YOUR MINDThe Smiths/There is a light that never goes out▶︎ 次回予告 来週は、今回の「センスの哲学」で話せなかったこと実践編。創作論について町田康「俺の文章修行」や村上春樹「職業としての小説家」、土門蘭「本当のことを言う練習」の本をベースに話していきます。 ■SNS ⁠⁠公式X:蒼井スミス⁠⁠ ⁠⁠公式NOTE:中尺思考⁠⁠
#26 人生にはセンスが必要だ(前編)―千葉雅也「センスの哲学」とデヴィット・ボウイ
2026/06/22
なぜセンスが大事か/現代は加速とパワーの時代/資本と権威が強くなったのは産業構造の結果/センスは直感で理解させる/安定と不安の宙吊りが重要/北野武の振り子理論/ボウイの根底にあるのは「問いかけ」/ヘタウマと村上春樹のET方式/カッコいい紛いモノ/労働にセンスを持ち込む=半身で働くという実験 質問&コメントコーナー 「97年Vフェスのカオス」/「2003年サマソニで出会った偶然」 Q&Aはセンスとボウイについて、番組の感想でもOKです ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 📚 今回登場した本・参考資料 ⁠千葉雅也「センスの哲学」野中モモ「デヴィット・ボウイー変幻するカルトスター」村上春樹「職業としての小説家」山本耀司「服を作る」🎵 今回登場した音楽 ⁠デヴィット・ボウイ「ヤング・アメリカンズ」🍪おまけ ⁠半身で働くを1年やった。働くのが好きだと気づいた。▶︎ 次回予告 来週は、後編です。センスはリズムとかボウイのベルリン3部作を中心に語ります。 ■SNS ⁠公式X:蒼井スミス⁠ ⁠公式NOTE:中尺思考⁠

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