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2026/05/17
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2026/10/21
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77 min.
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67 days
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🎙️月2回、隔週木曜日更新 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 哲学者の柳澤田実とデサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出。最近の関心テーマは、AI・防衛テックを中心とするテクノロジー企業と国家の関係性、都市開発・まちづくりなど。 X @ktr_okd 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。哲学者。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 X @Tami Yanagisawa ▼デサイロについて 人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行うシンクタンクです。最新情報はニュースレター(無料)でお届けしています。 ✉️ https://desilo.substack.com/ ▼お問い合わせ先 ご連絡、依頼などはメールでお願いします。 📧 [email protected]
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2020年代のポップミュージックは何を映しているのか?──アメリカ音楽史から考える宗教と政治 ゲスト:大和田俊之(アメリカ音楽研究者)【2020s #14】
2026/10/21
柳澤田実さん初の単著『ポップカルチャーと聖性』が10月26日に発売となります! 2020sリスナーの皆さんにはぜひ購入いただきたい一冊ですが、刊行を記念してアメリカ音楽研究者/慶應義塾大学法学部教授の大和田俊之さんをゲストに迎えました。自分は2010年代を慶應の学生として過ごしたわけですが、大和田先生のゼミや刊行されていた同人音楽誌『adawho?』は慶應の音楽好きが集まってしまうホットスポットのひとつでした。今回の収録では、Ye(カニエ・ウェスト)、ロザリア、バッド・バニーらを手がかりに、2010年代の「傷つきやすさ」とアイデンティティ・ポリティクスの先で、ポップミュージックと宗教、政治の関係、そして音楽を語ることの意味を考えました。(岡田)
ゲストは、アメリカ文学・ポピュラー音楽研究を専門とする大和田俊之さん/柳澤田実さん初の単著『ポップカルチャーと聖性』がついに発売!/『アメリカ音楽の新しい地図』と2010年代の「傷つきやすさ」/第2期トランプ政権は「この角度からしか書けない」/『アメリカ音楽史』がゴスペルを扱わなかった理由/福音派教会に集まる有色人種の若者たち/ブラックミュージックに宿る「生き物としての保守性」/「アフリカ系アメリカ人だから民主党に投票する」という前提へのカニエの違和感/カニエのサンデーサービス、福音派、反ユダヤ主義をどう捉えるか/ジェームス・ブラウンはなぜニクソンを支持したのか/ネーション・オブ・イスラムと反ユダヤ主義の系譜/宗教は「どうにもならないこと」を受け入れる論理/「第三極」としてのアメリカのカトリック/福音派とカウンターカルチャーが共有する「個人の自由」/フランシスコ教皇「より小さな悪に投票せよ」/ロザリアとカトリシズム──シアトリカルな「傷つきやすさ」/ルーダンの悪魔憑きからビリー・アイリッシュまで/2024年大統領選、ポップスターよりポッドキャスター?/カントリーの復興はトランプ再選を予見していたか/バッド・バニーのハーフタイムショーとプエルトリコ独立派/なぜバッド・バニーは東アジアで聴かれないのか/ケンドリック・ラマー対ドレイク──「しょうもなさ」の機能/アーティストに「答え合わせ」を求める聴き方/「カントリーは聴いてはいけない音楽」だった時代/スタジアムで歌われる内省──ザ・ウィークエンドとジャスティン・ビーバー/オバマ期の「ポスト・レイシャル」と音楽研究/『ブラックパンサー』の夢から『罪人たち』の階層へ/ジャズもヒップホップも「聴くよりやったほうが楽しい」/アトランタの黒人牧師が率いる福音派メガチャーチ/「黒人音楽はリズム」というステレオタイプ/音楽を思想に「還元」しないために/「役に立つ人文学」と、最適化に向かう創造性/ラジオの「誤配」がロックンロールを生んだ/ストリーミングの「小宇宙」は新しい音楽を生むか/不安の時代に、戦争へ向かわないためのアイデアを文化に
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
大和田俊之
慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。『アメリカ音楽史—ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社)で第33回サントリー学芸賞受賞。他に、長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門1、2』(アルテスパブリッシング)、栗原裕一郎編著『村上春樹の100曲』(立東舎)、磯部涼、吉田雅史との共著『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版)、細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(ミネルヴァ書房)などがある。
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
https://x.com/ktrokd
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▼参考文献
柳澤田実『ポップカルチャーと聖性』blueprint、2026年10月26日刊行予定
大和田俊之『アメリカ音楽史──ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』講談社〈講談社選書メチエ〉、2011年4月
大和田俊之『アメリカ音楽の新しい地図』筑摩書房、2021年12月
長谷川町蔵・大和田俊之『文化系のためのヒップホップ入門』シリーズ(全3巻)、アルテスパブリッシング、2011〜2019年
大和田俊之編著『ポップ・ミュージックを語る10の視点』アルテスパブリッシング、2020年2月
永冨真梨責任編集、大和田俊之監修『カントリー・ミュージックの地殻変動──多様な物語り』河出書房新社、2024年10月
▼参考URL
「ポップカルチャーと『聖なる価値』第一回:孤独なポップスターの音楽に聖性は宿る」リアルサウンド ブック、2024年12月20日
https://realsound.jp/book/2024/12/post-1875356.html
「ポップカルチャーと『聖なる価値』第四回:Ye(カニエ・ウェスト)は21世紀を映し出す」リアルサウンド ブック、2025年11月16日
https://realsound.jp/book/2025/11/post-2218778.html
「ポップカルチャーと『聖なる価値』第五回:カトリック回帰と前衛──ロザリア、ダイムズ・スクエア・シーン、ウォーホル」リアルサウンド ブック、2026年2月6日
https://realsound.jp/book/2026/02/post-2296507.html
「ポップカルチャーと『聖なる価値』第七回:頽廃(デカダンス)の王──ザ・ウィークエンド」リアルサウンド ブック、2026年5月13日
https://realsound.jp/book/2026/05/post-2391265.html
“Pope slams Harris and Trump on anti-life stances, urges Catholics to vote for ‘lesser evil’” Religion News Service(AP通信)、2024年9月13日
https://religionnews.com/2024/09/13/pope-slams-harris-and-trump-on-anti-life-stances-urges-catholics-to-vote-for-lesser-evil/
“Listeners Worldwide Crown Bad Bunny Global Top Artist for the Fourth Time and His Latest Release Takes Global Top Album” Spotify Newsroom、2025年12月3日
https://newsroom.spotify.com/2025-12-03/wrapped-bad-bunny-top-artist-album/
“Bad Bunny Redefines America With Historic Super Bowl Performance” Pollstar、2026年2月9日
https://news.pollstar.com/2026/02/09/bad-bunny-redefines-america-with-historic-super-bowl-performance
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
防衛テックは「未来派」の再来なのか?──パランティア、アンドゥリル、Helsingと戦争の美学【2020s #13】
2026/09/30
2020sが立ち上がった背景のひとつに、『テクノロジカル・リパブリック』邦訳版発売以降のナラティブや、地政学的緊張を背景とした日本の防衛政策の急速な転換がありました。本番組でも継続して「防衛テック」を異なる方向性から捉えようとしてきましたが、今回は現代美術家サイモン・デニーの論考を手がかりに、防衛テック企業がイタリア未来派の美学を引用する理由、Spotify創業者のダニエル・エクが共同会長を務めるドイツの防衛テック企業「Helsing」に対する音楽アーティストのボイコット、日本における「楽天不買運動」までを議論しつつ、「防衛テック」に対する私たちのスタンスを考えました。(岡田)
「防衛テック」は未来派の再来なのか?/『アバンダンス』共著者エズラ・クラインが批判した、a16zマーク・アンドリーセンの「反動的未来主義」/現代美術家サイモン・デニーの論考「Epic Fury: The Dark Art of Defense Tech」を読み解く/NYのダイムズ・スクエアとパッセージ・プレス──反動思想を支える出版/「テクノスタルジア」と、アバンギャルドへの郷愁/「テクノ・オプティミスト宣言」に引用された、未来派フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティの言葉/退廃主義から未来派が生まれたねじれ──マリネッティと第一次世界大戦/「テック右派」という呼び方への違和感と、事業創造の必然としての防衛テック?/パランティアのAIPConで展開されたMoMAを模した「PMoA」/未来派の航空絵画と「Anduril Cinematic Universe」/塚本晋也『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』から読み解く、生理的な拒絶という美学/美学には美学で抵抗するしかないのか?/大規模言語モデルは「戦場」をどう描くのか/欧州の「技術主権」に貢献する防衛テック企業「Helsing」/Spotify創業者ダニエル・エクはHelsingに初期から投資し、会長に就任/マッシヴ・アタックのSpotifyボイコット/「ウクライナ以外には配備していない」は反論になっているのか/楽天とHelsingの提携報道と、楽天市場からの撤退/クリストファー・ノーラン『オデュッセイア』と、戦争を悔いる英雄像/「2020s」のスタンスを考える/三菱UFJ銀行の防衛産業への融資方針と、止まらない現実/「防衛テックの倫理とガバナンス」をともに考えるコンソーシアム構想/「後に引けない状況」を避けるために。抑止と安全保障のジレンマ/テクノロジー業界と国際政治・地経学・安全保障の語彙を合わせる/「終末論」の煽りに振り回されず、対立の手前を耕すために
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
ニック・ランド(五井健太郎訳)『暗黒の啓蒙書』講談社、2020年5月
エズラ・クライン、デレク・トンプソン(土方奈美訳)『アバンダンス:「豊かな時代」を呼びさませ』NewsPicksパブリッシング、2025年12月
ヴァルター・ベンヤミン(久保哲司訳)「複製技術時代の芸術作品」(浅井健二郎編訳『ベンヤミン・コレクション1 近代の意味』筑摩書房(ちくま学芸文庫)、1995年6月所収)
▼参考URL
Ezra Klein「The Chief Ideologist of the Silicon Valley Elite Has Some Strange Ideas」The New York Times、2023年10月26日
https://www.nytimes.com/2023/10/26/opinion/marc-andreessen-reactionary-futurism.html
Marc Andreessen「The Techno-Optimist Manifesto」a16z、2023年10月16日
https://a16z.com/the-techno-optimist-manifesto/
Simon Denny「Epic Fury: The Dark Art of Defense Tech」Artforum、2026年4月20日
https://www.artforum.com/features/simon-denny-art-defense-tech-1234747490/
Simon Denny「Rules Based Order」
https://simondenny.net/rules-based-order/
「Europe's Anduril rival Helsing raises $1.8 billion at $18 billion valuation」CNBC、2026年7月13日
https://www.cnbc.com/2026/07/13/helsing-fund-raise-defense-18-billion.html
「Massive Attack remove music from Spotify to protest against CEO Daniel Ek's investment in AI military」The Guardian、2025年9月18日
https://www.theguardian.com/music/2025/sep/18/massive-attack-remove-music-from-spotify-to-protest-ceo-daniel-eks-investment-in-ai-military
「Helsing responds to "misinformation" surrounding its activities after Massive Attack becomes latest band to pull music from Spotify」MusicTech、2025年9月22日
https://musictech.com/news/music/helsing-responds-to-misinformation-surrounding-its-activities-after-massive-attack-pull-music-from-spotify/
「通販生活が楽天市場から撤退 迎撃ドローン関連の報道受け『企業理念に反する』」ITmedia NEWS、2026年8月18日
https://www.itmedia.co.jp/news/article/2608/18/2000000596/
「三菱UFJ銀行が防衛産業に融資 慎重姿勢を転換、安保政策を軸に判断」日本経済新聞、2026年9月16日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1112W0R10C26A9000000/
映画『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』公式サイト
https://nelsonsan.jp/
▼チャプター
00:00 オープニング
01:04 マーク・アンドリーセンの「反動的未来主義」とは何か?
05:35 現代美術家サイモン・デニーの論考「Epic Fury: The Dark Art of Defense Tech」を読み解く
23:05 「テック右派」という呼び方への違和感と、事業創造の必然としての防衛テック?
31:03 パランティアのAIPConで展開されたMoMAを模した「PMoA」
41:34 美学には美学で抵抗するしかないのか?
44:45 欧州の「技術主権」に貢献する防衛テック企業「Helsing」
58:13 クリストファー・ノーラン『オデュッセイア』と、戦争を悔いる英雄像
01:05:12 「2020s」はこのテーマにどう向き合うか?
01:13:59 エンディング
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
「正しくないこと」を語れる場所はどこにあるのか?──リチャード・ローティの「バザールとクラブ」・SNS・企業倫理〖2020s #12〗
2026/09/17
企業内哲学者として活躍し、新著『バラバラな世界で共に生きる: リチャード・ローティの哲学』が話題となっている哲学者・朱喜哲さん。同書の刊行を記念して行われた政治学者・宇野重規さんとの対談で「共通善」にも言及していた朱さんをゲストにお迎えし、「リベラリズムの逆説」回の続きを議論しました。ロールズの善/正義の区別、ローティの「バザールとクラブ」を手がかりに、SNS以後の「暗がり」なき社会、エシックス・ウォッシング、「防衛テック」ということばづかい、なぜいま企業が人文知を求めるのかまでを考えました。(岡田)
ゲストは哲学者・朱喜哲さん/ジョン・ロールズ『正義論』における「善の構想」と「正義」の区別/社会とは「みんなで取り組む命がけの挑戦」/異なる善が共存するための「頑張って無関心であること」/従軍経験とロールズの転向──共通の悲劇の記憶がリベラリズムを支える/南北戦争の「戦後思想」として生まれたプラグマティズム/リチャード・ローティの「バザールとクラブ」/SNS以後、あらゆる言説空間が「バザール化」する?/社会から失われる「暗がり」と、正しくないかもしれないことを語れる場所/企業が公共的な役割を担うほど、クラブとしてのエートスが失われる/哲学者は「正しさ」を教えない──自分たちらしい判断の基準をつくる/2016年、ケンブリッジ・アナリティカ事件を境に変わったテクノロジーへのまなざし/LLM(大規模言語モデル)以後に人間に問われる「偏り」「不確実性」「正しくなさ」/政治は「つまらない手続き的正義」であるべきか/つながることで駆逐される「方言」──ボキャブラリーの生物多様性/マーク・アンドリーセン「テクノオプティミズム宣言」が敵視する「テックエシックス」/アンソロピックの哲学者アマンダ・アスケルが依拠する「徳倫理」/ローティの「残酷さの回避」と感情教育──フィクションが担う役割/「聖会話像」──会話とはグルーミングである/斎藤環のヤンキー論と「毛繕い的コミュニケーション」/SNSと生成AIにおける「身体なきボキャブラリー」の暴走/「防衛テック」と「軍事企業」──ことばづかいからその違いを考える/トップダウンのパーパスから、ボトムアップの「ことばづかい」へ/危機の時代に人文知は輝く?/「普通に働く人」「マジョリティ」のための人文知
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
朱喜哲『バラバラな世界で共に生きる──リチャード・ローティの哲学』NHK出版(NHK出版新書)、2026年5月
朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす──正義の反対は別の正義か』太郎次郎社エディタス、2023年9月
朱喜哲『人類の会話のための哲学──ローティと21世紀のプラグマティズム』よはく舎、2024年2月
朱喜哲編著『バザールとクラブ』よはく舎、2023年10月
谷川嘉浩・朱喜哲・杉谷和哉『増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる──答えを急がず立ち止まる力』筑摩書房(ちくま文庫)、2026年6月
谷川嘉浩・朱喜哲編『はたらく人文知』光文社、2026年9月刊行予定
ジョン・ロールズ(川本隆史・福間聡・神島裕子訳)『正義論 改訂版』紀伊國屋書店、2010年11月
リチャード・ローティ(齋藤純一・山岡龍一・大川正彦訳)『偶然性・アイロニー・連帯──リベラル・ユートピアの可能性』岩波書店、2000年10月
リチャード・ローティ(小澤照彦訳)『アメリカ 未完のプロジェクト──20世紀アメリカにおける左翼思想』晃洋書房、2000年11月
ロバート・ブランダム(加藤隆文・田中凌・朱喜哲・三木那由他訳)『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか(上・下)』勁草書房、2020年10月
ルイ・メナンド(野口良平・那須耕介・石井素子訳)『メタフィジカル・クラブ──米国100年の精神史』みすず書房、2011年8月
パトリック・J・デニーン(角敦子訳)『リベラリズムからの体制転換──ポストリベラルと共通善保守主義』東洋経済新報社、2026年9月刊行予定
斎藤環『ヤンキー化する日本』KADOKAWA(角川oneテーマ21)、2014年3月
▼参考URL
「態度としての『リベラル』を再考する──宇野重規×朱喜哲対談『バラバラな世界で、私たちは何を共有しうるか』前編」NHK出版デジタルマガジン、2026年7月28日
https://mag.nhk-book.co.jp/article/95030/4
Marc Andreessen「The Techno-Optimist Manifesto」a16z、2023年10月16日
https://a16z.com/the-techno-optimist-manifesto/
「企業はなぜ『人文知』を求めるのか?【前編】対談 山下正太郎・若林恵」WORKSIGHT、2026年1月5日
https://worksight.substack.com/p/178-1
▼チャプター
00:00 オープニング
01:30 「共通善」をめぐる議論
13:46 南北戦争を受けて生まれたプラグマティズム
22:03 リチャード・ローティの「バザール」と「クラブ」
30:53 2016年以降、デジタルテクノロジーを取り巻く環境はどう変わったか
35:27 政治に求められる「手続き的正義」
46:03 「テクノオプティミズム宣言」と企業倫理、エシックス・ウォッシング
01:02:28 SNS・AI時代における「身体感覚から離れたことばづかい」の暴走
01:06:38 「防衛テック」と「軍事企業」におけることばづかいの違いは何を意味するか
01:18:40 なぜいま企業は「人文知」を求めるのか
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
いまなぜ「主権」が問われるのか?──AI・防衛テックから考える、国家と企業の新しい関係〖2020s #11〗
2026/09/02
2020年代、テクノロジー企業と国家の関係性は大きく変わりつつあります。国家からの「脱出(exit)」を志向してきたリバタリアンたちは、いまなぜ主権国家を強化する方向に向かっているのか。パランティアの株主総会、ピーター・ティールによる教皇批判、スターリンクとウクライナ、アンソロピックと米国防総省の対立に関するパルマー・ラッキーの批判から、国家と企業の新たな関係性と、そうした関係における倫理とガバナンスについて考えました(岡田)。
いまなぜ「主権」が問われるのか?/国家と企業の「デジタル空間」の対立から、「戦場・物理空間」での対立と融合へ/「ソブリンAI」への違和感/パランティア株主総会で否決された、人権と政治献金をめぐる3つの株主提案/米国長老教会と聖ヨセフ平和修道女会──株主になることは「監視する権利」をもつこと/Class A・B・F株──創業者3人が最大49.999999%の議決権を握るガバナンス構造/国家の重要情報を、国家以外の企業が持つことのリスク/国家への貢献を掲げながら、責任は「顧客たる国家」に返す非対称性/ピーター・ティールはなぜ教皇批判を書いたのか──論考「The Pope and the Antichrist」を読み解く/ベネディクト16世とボナヴェントゥラ──理性より神秘と感情につくティール/「我こそは正しいキリスト教徒」という自己認識/『マスキズム』と「サービスとしての主権」/スターリンクとウクライナ戦争──戦場を左右する一企業経営者の判断/「企業準主権(Corporate Quasi-Sovereignty)」とは何か/アンソロピックと米国防総省──利用拒否と「サプライチェーンリスク」指定/パルマー・ラッキーからの批判──軍を統制するのは国家か、企業か/マッドマン理論の思考実験──企業が止められる兵器は抑止力になるのか/責任の押し付け合いではなく、「何を許し、何を許さないのか」の規範を/防衛テックの倫理とは、自分や子どもの死をどう許容できるか
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
アレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP 日本経済新聞出版、2026年3月
ウォルター・アイザックソン(井口耕二訳)『イーロン・マスク(上・下)』文藝春秋、2023年9月
ベンジャミン・ブラットン『The Stack: On Software and Sovereignty』MIT Press、2015年
アヌ・ブラッドフォード『Digital Empires: The Global Battle to Regulate Technology』Oxford University Press、2023年
クィン・スロボディアン、ベン・ターノフ(樋口武志訳、斎藤幸平解説)『マスキズム 新たな独占の時代』飛鳥新社、2026年5月
マリエッチェ・スハーケ(江口泰子訳)『テクノ・クーデター──民主主義崩壊とシリコンバレーの野望』早川書房、2026年5月
ヤニス・バルファキス(関美和訳、斎藤幸平解説)『テクノ封建制──デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。』集英社、2025年2月
ジェームズ・デイル・デヴィッドソン、ウィリアム・リース=モッグ『The Sovereign Individual: Mastering the Transition to the Information Age』Touchstone、2020年
トマス・ホッブズ(水田洋訳)『リヴァイアサン(全4冊)』岩波文庫
岡野原大輔『ヒトとAI』岩波書店(岩波新書)、2026年7月
松尾陽編『アーキテクチャと法──法学のアーキテクチュアルな転回?』弘文堂、2017年
山本龍彦編著『AIと憲法』日本経済新聞出版社、2018年8月
▼参考URL
Chee Hae Chung & Bryce Dietrich「Corporate Quasi-Sovereignty: Big Tech and the Politics of Sovereign Authority in the Digital Age」Policy Studies Journal、2026年
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/psj.70142
Preferred Networks「PFN、防衛装備庁の『生成AI等を用いた作戦環境情報分析支援実現に関する実証』を受託」2026年7月29日
https://www.preferred.jp/ja/news/pr20260729
Preferred Networks「国産生成AI基盤モデルPLaMo 3.0 Primeを正式リリース」2026年6月22日
https://www.preferred.jp/ja/news/pr20260622
Peter Thiel & Sam Wolfe「The Pope and the Antichrist」First Things、2026年7月15日
https://firstthings.com/the-pope-and-the-antichrist/
▼チャプター
00:00 オープニング
01:14 いまなぜ「主権」が問われるのか?
05:37 2010年代の「デジタル空間」におけるプラットフォーム企業と国家の対立
08:36 パランティア株主総会で問われた人権・国際人道法・政治献金
21:11 ピーター・ティールはなぜ教皇批判の論考を書いたのか
25:07 先端テクノロジー、神秘主義、終末論を横断するティールの思想
33:35 スターリンクとウクライナ戦争から考える「サービスとしての主権」
39:00 防衛テック・スタートアップの上場とガバナンス
41:47 アンソロピックと米国防総省の対立に関する、パルマー・ラッキーの問い
49:50 主権概念の歴史
54:40 日本におけるソブリンAI
01:02:35 防衛テック倫理とは、自分や子どもの死をどう許容できるか
01:12:42 エンディング
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
大きなお金は、大きな物語を求める──なぜいまスタートアップに「思想」が必要だと考えるのか? ゲスト:馬田隆明(東京大学FoundXディレクター)〖2020s #10〗
2026/08/20
今回ゲストにお招きしたのは、東京大学FoundXディレクターの馬田隆明さん。馬田さんにはデサイロが主催した「防衛テックの倫理」イベントに登壇してもらったり、馬田さんが主催した「スタートアップをとりまく思想」をテーマとしたイベントで岡田がモデレーターをしたりと、ご一緒する機会がここ数ヶ月で増えてきました。馬田さんといえば、著書『逆説のスタートアップ思考』や各種ブログなどを通じて、Yコンビネーターやピーター・ティールの考え方/方法論を日本に取り入れてきたことで知られています。そんな馬田さんはいまなぜ「思想」について考えているのか? 一連のイベントを振り返りながら、シリコンバレーを相対化し、日本のスタートアップ思想を構築するとはどういうことか?について議論しました。(岡田)
ゲストは、東京大学FoundXディレクター・馬田隆明さん/「防衛テックの倫理」と「スタートアップをとりまく思想」イベントの振り返り/『逆説のスタートアップ思考』から約10年/振り子のように変わるシリコンバレーと国家の距離感/BtoCアプリからBtoB・SaaS、ハードウェア・ディープテックへ/カルチャーと金融が重なった2010年代、「自己表現の延長としての起業?」/アベノミクス期の効率化主義と新自由主義へのバックラッシュ/「価値観」について話す場所がない/縮小する日本で「何を残すのか」という問い/シリコンバレーOSを一度ダウンロードした日本は、どう相対化できるのか/投資と起業を駆動するキリスト教的OS──カルヴァン主義、フロンティア精神、終末論/日本はシリコンバレーのOSを輸入したのか?/イノベーションの受け手がどれくらいいるのか?/イエス・キリストという「創業者」への強烈な共感とバイラル性/大きなお金は、大きな物語を求める/日本独自の問い──エネルギー・食料の自立性、災害からのレジリエンス、平和の実装/戦略17分野と「国策を追うか、国策を作るか」/スタートアップは「社会のR&D」/国のアジェンダに乗りすぎると、執行になってしまう/「複雑な課題を解くことが楽しい」という起業家たちのモチベーション/インフレ時代の機会損失と東大生の起業観の変化/建設・住居、介護、交通・物流にもっとアテンションを/意図的な参入にはレッドラインを、意図せざる参入には検知能力を/a16zは「テックエシックス」を敵だと考えている/10年で価値を最大化するベンチャーキャピタルと、防衛産業の相性の悪さ/イスラエルのユニコーン輩出率と8200部隊の結束/「生き死にがかかっている人たちと、儲けたい人たちのタッグ」/危機のナラティブに回収されない、感情移入できる「平和のビジョン」を
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼ゲスト
馬田隆明
日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。スタートアップ向けのスライド、ブログなどで情報提供を行っている。著書に『逆説のスタートアップ思考』『成功する起業家は居場所を選ぶ』『未来を実装する』『解像度を上げる』『仮説行動』。https://x.com/tumada
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
https://x.com/ktrokd
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https://desilo.substack.com/
▼参考文献
馬田隆明『逆説のスタートアップ思考』中央公論新社、2017 年 3 月
馬田隆明『未来を実装する──テクノロジーで社会を変革する4つの原則』英治出版、2021 年 1 月
ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ(関美和訳)『ゼロ・トゥ・ワン──君はゼロから何を生み出せるか』NHK出版、2014 年 9 月
マックス・ヴェーバー(大塚久雄訳)『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫、1989 年 1 月
サミュエル・シェフラー(森村進訳)『死と後世』ちくま学芸文庫、2023 年 6 月
エズラ・クライン、デレク・トンプソン(土方奈美訳)『アバンダンス:「豊かな時代」を呼びさませ』NewsPicksパブリッシング、2025 年 12 月
▼参考URL
馬田隆明「スタートアップをとりまく思想」🐴(馬)、2026 年 7 月 5 日
https://blog.takaumada.com/entry/startup-thought-2026
馬田隆明「平和を実装する」🐴(馬)、2026 年 6 月 22 日
https://blog.takaumada.com/entry/peace-enabling-startup
馬田隆明「国策を追うか、国策を作るか」🐴(馬)、2026 年 8 月 6 日
https://blog.takaumada.com/entry/following-national-policy
馬田隆明「日本の Defense Tech / 防衛テックを考える(1)(2026 年 6 月版)」🐴(馬)、2026 年 6 月 29 日
https://blog.takaumada.com/entry/defense-tech-2026-1
馬田隆明「Defense Tech の倫理 - 日本の Defense Tech / 防衛テックを考える(4)」🐴(馬)、2026 年 6 月 29 日
https://blog.takaumada.com/entry/defense-tech-2026-4
馬田隆明「『日本の 6 つの高齢化』に挑むスタートアップを考える ―― 人、インフラ、産業、非営利、制度、思想」🐴(馬)、2026 年 1 月 3 日
https://blog.takaumada.com/entry/rfs-for-aging-society
Marc Andreessen「The Techno-Optimist Manifesto」a16z、2023 年 10 月 16 日
https://a16z.com/the-techno-optimist-manifesto/
「マクロスコープ:防衛新興に熱視線(上)官民で先端技術取り込み 開発スピード魅力」
ロイター、2026 年 7 月 28 日
https://jp.reuters.com/world/japan/G55LVXVUHFK5PNE237W3UEFWZY-2026-07-28/
「再送-〔マクロスコープ〕防衛新興に熱視線(下)起業の壁なお厚く 資金調達は難路」
ロイター、2026 年 7 月 28 日
https://jp.reuters.com/world/japan/JW5KJXEZOFIRTMJ3547QPTNUPU-2026-07-28/
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
収録:Unknown Unknown
AI時代を救うのは、「計算」か「共感」か?──長期主義/効果的利他主義を考える〖2020s #9〗
2026/08/05
【採用のお知らせ】「2020s」を運営する一般社団法人デサイロで、新規メンバーを募集中です! 詳細は下記のリンクよりご覧ください。皆様のご応募お待ちしております!
人文・社会科学分野を中心とした研究者と協働し、次なる社会を形づくる思想やアイデアを生み出す「デサイロ」にて、ビジネスプロデューサー/エコシステムビルダーを募集!
https://desilo.substack.com/p/recruitment-202608
====================
▼エピソード概要
イノベーションや「新しさ」を考えることと表裏一体の問いとして、「私たちは未来(や将来世代)に何を残していきたいのか?」というものがあります。今回議論したのは、シリコンバレーにおける思想的潮流である「効果的利他主義」と「長期主義」について。「長期主義」の提唱者である哲学者ウィリアム・マッカスキルの関心が「AGI時代の効果的利他主義」へと移行するなかで、計算と共感というキーワードからその現在地を議論してみました。(岡田)
21世紀のシリコンバレーに影響を与えてきた「効果的利他主義」と「長期主義」/「長期的な未来にプラスの影響を及ぼすことが、現代の主な道徳的優先事項の一つである」という考え方/FTX経営破綻、サム・バンクマン=フリード逮捕後にムーブメントはどう変化したか/関心は、「AGI時代の効果的利他主義」へ/「柔軟性の時代」──AI時代の社会制度やガバナンス構築の必要性/「共感か計算か」「感情か理性か」という古くて新しい問い/心理学者ジョシュア・グリーンが考える、直観と感情が働くオートマモード、熟慮を要するマニュアルモード/内集団を広くすることには限界があるからこそ、合理主義的な計算が大事/普遍的な真理にコミットしていることが、気持ちを高揚させる/「計算可能性の美しさ」に心を動かされているのか、儲かるからやっているのか/サミュエル・シェフラー『死と後世』/将来世代への責任ではなく、未来が続くことへの依存/「気質的保守主義」とは何か/「共通善」と「愛着」──大切なものを残したいという保守性/未来の人々が何を大事に思うかを、いまの私たちは計算できるのか/「この景色を残したい」という感情を、制度設計にどう反映するか/真鶴町まちづくり条例、神保町の古書店、渋谷再開発から考える愛着を活かすまちづくり/「いつも原始人みたいな話をしている」/2020s発の企業向けソリューションを準備中。乞うご期待
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
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岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の 研究者と 協働し、 イノベーション創出や 新たなる 社会制度の 提案を 行う 一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
ウィリアム・マッカスキル(千葉敏生訳)『見えない未来を変える「いま」──〈長期主義〉倫理学のフレームワーク』みすず書房、2024年1月
ウィリアム・マッカスキル(千葉敏生訳)『〈効果的な利他主義〉宣言!──慈善活動への科学的アプローチ』みすず書房、2018年11月
『現代思想 2024年8月号 特集=長期主義──遠い未来世代のための思想』青土社、2024年7月
ピーター・シンガー(関美和訳)『あなたが世界のためにできる たったひとつのこと──〈効果的な利他主義〉のすすめ』NHK出版、2015年12月
ニック・ボストロム(倉骨彰訳)『スーパーインテリジェンス──超絶AIと人類の命運』日本経済新聞出版社、2017年11月
サミュエル・シェフラー(森村進訳)『死と後世』筑摩書房、2023年6月
ジョシュア・グリーン(竹田円訳)『モラル・トライブズ──共存の道徳哲学へ(上・下)』岩波書店、2015年8月
マイケル・ルイス(小林啓倫訳)『1兆円を盗んだ男──仮想通貨帝国FTXの崩壊』日経BP 日本経済新聞出版、2024年6月
ローマン・クルツナリック(松本紹圭訳)『グッド・アンセスター──わたしたちは「よき祖先」になれるか』あすなろ書房、2021年9月
西條辰義編著『フューチャー・デザイン──七世代先を見据えた社会』勁草書房、2015年4月
▼参考URL
William MacAskill「Effective altruism in the age of AGI」EA Forum、2025年10月10日
https://forum.effectivealtruism.org/posts/R8AAG4QBZi5puvogR/effective-altruism-in-the-age-of-agi
Anthropic「Exploring model welfare」2025年4月24日
https://www.anthropic.com/news/exploring-model-welfare
Forethought
https://www.forethought.org/
「OpenAI、米政府に株式の5%付与を検討か FT報道」日本経済新聞、2026年7月3日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN02D3O0S6A700C2000000/
Bernie Sanders「The Public Should Own Half of the Big A.I. Companies」The New York Times、2026年6月1日
https://www.nytimes.com/2026/06/01/opinion/artificial-intelligence-bernie-sanders.html
訂正:番組内で、ウィリアム・マッカスキルが所属する研究機関の名称を「Foresight」と紹介しましたが、正しくは「Forethought」です。訂正してお詫びいたします。
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└プロデュース:栗村智弘
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
リベラリズムの逆説──個人が自由になるほど、国家に依存していく〖2020s #8〗
2026/07/23
バラク・オバマが評価し、J・D・ヴァンスにも影響を与えた政治学者、パトリック・J・デニーンが初めて来日しました。彼は「リベラリズム」の追求こそが、個人と国家の間の中間共同体を壊し、かえって個人を国家に依存させたと説きます。今回は、ニューライト、暗黒啓蒙、共通善保守主義──2020年代アメリカの思想的地殻変動を読み解きました。(岡田)
パトリック・J・デニーンの初来日/バラク・オバマが評価し、J・D・ヴァンスにも影響を与えた政治学者/2020年代米国の思想的新潮流──ニューライト、暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント)、テックライト/トランプは「乗り物」に過ぎない/民主主義を重視しながらリベラリズムを批判するニューライト、国家を株式会社のように捉える暗黒啓蒙/『Regime Change』におけるエリート批判とアリストポピュリズム/日本は、リベラリズムなしに民主主義が成立している?/ローカルな民主主義の練習場としての、神奈川県の真鶴町/真鶴町まちづくり条例「美の基準」が、土地や風景とのつながりを守る/自然、場所、時間から個人が切り離され、文化を創造する能力を失ってしまった/「共通善」を取り巻く4つの立場/リベラリズムの追求によって、個人と国家の間にある中間共同体が壊れてしまった/「私たち性(we-ness)」の不在とその希求/宗教社会学者ロバート・ベラー『心の習慣』に見る、アメリカ個人主義の系譜/文化史家クリストファー・ラッシュによる『ナルシシズムの時代』が予見した、セラピー文化の流行と民主主義の危機/多様な人々が集まる場所をつくりたいという理想と、似た価値観の人たちと安全に過ごしたいという欲求/消費や趣味によってアイデンティティをつくる「表現的個人主義」/「世界中の脳がつながるアイデア」に着想を得たSNSが行き着いたのは、差異や独自性を表現する対立の場/強力だが制御された国家と社会のバランスが生む「狭い回廊」/伝統的・地域的な社会規範が、個人の暴力や暴走を抑え込む一方、個人の自由や多様性を強力に抑圧してしまう「規範の檻」を抜け出せるか?/「テクノロジー企業」と「国家主権」の対立・融合が、今後のテーマのひとつに
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
パトリック・J・デニーン(角敦子訳)『リベラリズムはなぜ失敗したのか』原書房、2019年11月
パトリック・J・デニーン(角敦子訳/会田弘継解説)『リベラリズムからの体制転換』東洋経済新報社、2026年9月
井上弘貴『アメリカの新右翼──トランプを生み出した思想家たち』新潮社、2025年6月
ソーラブ・アマーリ(寺下滝郎訳/会田弘継解説)『暴政株式会社──私的権力はいかにして自由を破壊したのか』東洋経済新報社、2026年3月
アレクシ・ド・トクヴィル(松本礼二訳)『アメリカのデモクラシー 第一巻(上)』岩波書店、2005年11月
ロバート・N・ベラーほか(島薗進・中村圭志訳)『心の習慣──アメリカ個人主義のゆくえ』みすず書房、1991年5月
クリストファー・ラッシュ(石川弘義訳)『ナルシシズムの時代』ナツメ社、1981年2月
ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン(櫻井祐子訳)『自由の命運 上──国家、社会、そして狭い回廊』早川書房、2020年1月
▼参考URL
「(インタビュー)米国、思想の地殻変動 政治学者、パトリック・デニーンさん」朝日新聞、2026年7月4日
https://www.asahi.com/articles/DA3S16495837.html
「米国の自由主義は失敗した ポスト・リベラルの支柱が語る保守の行方」朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASV6Z0FYXV6ZUPQJ00FM.html
「(帝国の幻影 壊れゆく世界秩序)第1章 パトリック・デニーン・米ノートルダム大学教授に聞く」朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S16217358.html
「トランプ氏はただの『乗り物』 政治思想学者パトリック・デニーン氏」日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN260KQ0W5A420C2000000/
パトリック・デニーン「米国では民主党が長い冬眠期間に入る可能性がある」クーリエ・ジャポン、2025年4月
https://courrier.jp/news/archives/399691/
「『トランプ2.0』(17) パトリック・デニーン ノートルダム大学教授」Youtube、2026年6月4日
https://www.youtube.com/watch?v=ih2eD6Skf8U
馬田隆明「共通善保守主義 - Common Goodを求める米国保守派の潮流」Substack
https://takaumada.substack.com/p/common-good-conservatism
中央公論編集部「リベラリズムは終わり『共通善』が台頭した ヴァンス副大統領が象徴するアメリカ思想の変動」中央公論.jp、2025年10月
https://chuokoron.jp/international/127473.html
「美の町真鶴~真鶴町まちづくり条例『美の基準』~」真鶴町
https://www.town.manazuru.kanagawa.jp/soshiki/toshikeikaku/toshikeikaku/973.html
Daron Acemoglu, David Autor, Keelan Beirne, Andrew Scott「Baby Busts and Growth Booms: Demographic Change and the Macroeconomy」NBER Working Paper No. 35401、2026年
https://www.nber.org/papers/w35401
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└プロデュース:栗村智弘
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
「政治の時代」におけるベンチャーキャピタルの思想と役割──ゲスト:中路隼輔(ANRI/時代社)〖2020s #7〗
2026/07/08
現代アメリカのダイナミズムやスタートアップの成長を下支えしてきたベンチャーキャピタル(VC)。2010年代以降、日本においてもスタートアップシーンの盛り上がりとともに、VCにも注目が集まっていきました。10年代が「経済優位」の時代だとすれば、20年代は「政治優位」の時代となるなかで、新産業の創出を支えるVCの役割はどのように変わりうるのか。ANRIジェネラル・パートナー、時代社代表の中路隼輔さんと率直に語り合いました。(岡田)
ゲストはANRIジェネラル・パートナー、時代社代表の中路隼輔さん/「未来に投資する」という行為がキリスト教文化圏的?/2010年代は、新自由主義とテックの思想が重なっていた/2020年代における「政治優位」の感覚/小さな課題が解かれ、ビッグイシューだけが残った//高市政権の戦略17分野と官民投資計画/『通産省と日本の奇跡』リバイバル?自由主義的で経済優位な時代は“例外”だった/市場経済が広げてきた協力と、政治が引き寄せる「敵」/「無限に儲ける」インセンティブ構造の課題と「美学」/ファンドの運用期限と、スタートアップの成長の時間軸/急成長モデルから、時間をかけて価値を育てるディープテックへ?CVC、大企業による買収、日本なりのVCエコシステム/政府補助金をとるためにVCから調達する起業家/新たなる倫理を構築する「規範起業家」/Zenlyや培養肉はどのような価値観を書き換えたのか?/思想なき時代に「健康」と「お金」の価値が高まる/『テクノロジカル・リパブリック』における、権威主義に対置される「共和国」の意味//Availability Cascade(利用可能性カスケード)論/資本主義の最後にいる気がする//金融的身体感覚」/金融に「思想」は必要なのか?/社会にチャンスをつくる役割としてのVC/2020年代にどのような「大義」があるのか/現代において「才能」が集まる場所はどこに?インターネットが目指す思想の完成形としてのポッドキャスト/アンドリーセン・ホロウィッツの「ニューメディア」論/経済安全保障は日本のスタートアップの勝ち筋になるのか/インターネット鎖国批判からソブリンAIへ/バイオ、医療、気候変動、少子化などのビッグイシューにVCはどう向き合うのか/模索の時代と、思想的な連帯
▼ゲスト
中路隼輔
1991年、香川県生まれ。ANRIジェネラル・パートナー、時代社代表、『FASTFORWARD』編集長、ANRI人文奨学金担当。早稲田大学在学時からスタートアップに関わり、新卒でGoogle Japanに入社。その後、LUXA、DCM venturesを経て、2018年からANRIに参画。シードラウンド中心に投資業務に携わる。不確実性が一番高いラウンドで、大きな変化をもたらせる企業への投資を挑戦中。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
トム・ニコラス(鈴木立哉訳)『ベンチャーキャピタル全史』新潮社、2022年9月
セバスチャン・マラビー(村井浩紀訳)『The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界』日経BP 日本経済新聞出版、2023年9月
ウダヤン・グプタ(楡井浩一訳)『アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト──夢を支えた35人の軌跡』翔泳社、2002年2月
チャルマーズ・ジョンソン(佐々田博教訳)『通産省と日本の奇跡──産業政策の発展 1925-1975』勁草書房、2018年2月
▼参考URL
ANRI
https://anri.vc/ja
時代社「時代編集会議」Substack
https://www.wha2come.xyz/
「戦略17分野の『主要な製品・技術等』における官民投資額」
内閣府、2026年6月24日
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624_shiryo01.pdf
The Palantir Foundation「The Republic」
https://therepublicjournal.com/
Marc Andreessen「On Availability Cascades」
Substack、2023年2月
https://pmarca.substack.com/p/availability-cascades-run-the-world
「New Media, One Year In」
Andreessen Horowitz、2026年6月18日
https://a16z.com/what-is-new-media-in-2026/
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└プロデュース:栗村智弘
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
「防衛テック」の倫理とナラティブ(物語)──日本の防衛政策、VCの論理、テクノ終末論〖2020s #6〗
2026/06/25
国際情勢の不安定化を背景に、米国のみならず日本の防衛政策も急速に転換が進んでいます。防衛産業が再び立ち上がろうとするなか、2020年代は「国家とイノベーションが強く結びついた時代」として記憶されていくのかもしれません。2010年代、アメリカという国のダイナミズムやイノベーションに惹かれてきた私たちは、こうした状況にどう向き合えばいいのでしょうか?「防衛テック」の現在地を、倫理とナラティブという観点から考えました。(岡田)
▼ハイライト
2010年代の米国西海岸発イノベーションは楽しかった/国際情勢、AI、イノベーションを考える結節点としての「防衛テック」/パランティアのグッズを身につけることの意味/パランティアCTOによるナラティブ──「最後の晩餐」から「最初の朝食」へ/ゼミ生も就職先として防衛産業の企業を考えている/日本における防衛政策とテクノロジーの歴史を振り返る/デュアルユース・スタートアップのエコシステム構築、ファストパス調達、防衛省版SBIR制度/米国のVC「アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)」共同創業者ベン・ホロウィッツと高市首相の面会/『軍事研究を哲学する』/自律型兵器の責任は誰が負うのか?/「日本はいかにしてアメリカの防衛テック再建を推進できるのか」という論考/兵器の製造と、防衛産業のサプライチェーンに組み込まれて素材や部品を供給することでの責任の差異/アンドゥリル・インダストリーズが製造する日本製部品のみで製造されたドローン「キズナ」/南デンマーク大学 戦争研究センターにおける様々な研究/米国の防衛AIスタートアップの言説分析から見えてくること/国家が私企業プラットフォームに依存する危険性/人類学者ジョセフ・ヘンリックによる、ドミナンス型、プレステージ型のフレームからシリコンバレーを捉えてみる/政治理論研究者のエルケ・シュワルツによるテクノ終末論/a16zのテクノオプティミスト宣言はどのように分析されるか/AGIピルを飲むか、飲まないか/「偉大な企業とは世界を変えるための共謀である。秘密を共有すれば、受け手は共謀者となる」/世界価値観調査で「国のために戦わない」と答える日本人
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https://desilo.substack.com/
▼出演
柳澤田実(関西学院大学神学部准教授)
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎(一般社団法人デサイロ代表理事)
https://x.com/ktrokd
▼参考文献
アレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP 日本経済新聞出版、2026年3月
シャム・サンカー、マデリン・ハート『Mobilize: How to Reboot the American Industrial Base and Stop World War III』Bombardier Books(Simon & Schuster配給)、2026年3月 ※日本語版未刊
出口康夫・大庭弘継編『軍事研究を哲学する 科学技術とデュアルユース』昭和堂、2022年8月
大庭弘継『軍民両用化する技術 「デュアルユース問題」とは何か?』光文社新書、2026年3月
ジョセフ・ヘンリック(今西康子訳)『文化がヒトを進化させた 人類の繁栄と〈文化−遺伝子革命〉』白揚社、2019年7月
Anna Nadibaidze, Riccardo Vanderborght「Beyond Prototypes and Products: The Influence of Defence Startups in Military AI Governance」(Anna Nadibaidze, Justinas Lingevicius eds.『Geopolitics of AI Governance: Actors, Norms and Trends』所収)Center for War Studies, University of Southern Denmark、2026年 ※日本語版未刊
Anna Nadibaidze「Startups Envisioning Algorithmic Warfare: The Discourses of US Tech Companies in Defense AI」『Global Policy』第16巻、487–493頁、2025年 ※日本語版未刊
▼参考URL
Katherine Boyle、David Ulevitch、Erin Price-Wright、Ryan McEntush「The American Dynamism 50: Companies Shaping the Fight of the Future」 Andreessen Horowitz (a16z)、2025年3月 https://a16z.com/american-dynamism-50-2025/
Marc Andreessen「The Techno-Optimist Manifesto」 Andreessen Horowitz (a16z)、2023年10月16日 https://a16z.com/the-techno-optimist-manifesto/
「First Breakfast」 Palantir Technologies https://www.palantir.com/first-breakfast/
「デュアルユース・スタートアップのエコシステム構築に向けて」 防衛装備庁・経済産業省、令和6年(2024年)9月 [PDF] https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/aerospace/5_startup.pdf
「スタートアップイベント Defense Innovation Meeting (DIM)」 防衛装備庁、2026年4月10日開催 https://www.mod.go.jp/atla/defense_innovation_meeting/
「米VC大手が夏までに都内で拠点開設 首相に伝達、新興へ投資拡大」 日本経済新聞、2026年5月14日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA143850U6A510C2000000/
「三菱重工とPreferred Networks、ミッションクリティカル領域における国産AI技術の共同開発で業務提携」 三菱重工業・Preferred Networks、2026年6月2日 https://www.mhi.com/jp/news/260602.html
Rie Yano「How Japan Is Driving America's Defense Tech Rebuild」 Coral Capital、2026年5月6日 https://coralcap.co/2026/05/how-japan-is-driving-americas-defense-tech-rebuild/?lang=en
James Riney、矢野莉恵「Andurilとともに、日本を未来へ進める」 Coral Capital、2026年6月10日 https://coralcap.co/2026/06/accelerating-japan-with-anduril/
池田信太朗「米防衛テック・アンドゥリルは、なぜ秋田の未上場モーター会社を選んだのか」 実業之日本フォーラム、2026年1月26日 https://forum.j-n.co.jp/narrative/9160/
「英議会委、公的部門のパランティアとの契約問題視 解除勧告」 ロイター、2026年6月3日 https://jp.reuters.com/world/us/24P34W6ZTZLNPMGIIWMRA2EHTQ-2026-06-03/
Elke Schwarz「Conjuring the End: Techno-eschatology and the Power of Prophecy」 Opinio Juris、2025年1月30日 https://opiniojuris.org/2025/01/30/conjuring-the-end-techno-eschatology-and-the-power-of-prophecy/
松本和大「約1.2万円の帽子に渋谷で長蛇の列、CEOも登場。AI企業パランティアがファンを集める理由」 Business Insider Japan、2026年5月28日 https://www.businessinsider.jp/article/2605-why-palantir-attracts-passionate-fans-in-shibuya/
「国のために戦うか「わからない」日本人 誠実か無責任か」 毎日新聞、2022年8月24日 https://mainichi.jp/articles/20220824/k00/00m/040/128000c
「ゲーム」は世界をどう形づくるのか?──行為主体性、ダンジョンズ&ドラゴンズ、デカダンス(退廃)をめぐって ゲスト:木原共(アーティスト/ゲーム作家)【2020s #5】
2026/06/17
「2020s」の収録場所でもあるUnknown Unknown(神保町)にはギャラリー機能もあり、5月上中旬にアーティスト/ゲーム作家の木原共さんによる作品《ありうる人生たちのゲーム》を展示しました。展示会期中には、木原さん、本ポッドキャストのパーソナリティである柳澤田実さん、岡田弘太郎の3名によるトークセッションも実施。トーク後にその勢いで収録したのが、このエピソードになります。行為主体性、デカダンス(退廃)、Anthropicの社食まで、木原さんと様々なテーマについて議論しました。(岡田)
▼ハイライト
今回のゲストはアーティスト、ゲーム作家の木原共さん/MOVO GALLERYでの品川はるなさんとの「もしも -What if-」展/「ありうる人生たちのゲーム」/Gemma3が生成する、現代日本に統計的に存在しうる誰かの人生/AIのバイアスを問う作品が、プレイヤー同士がお互いの価値観を知る作品に/「人生ゲーム」の歴史と、アメリカ独立戦争/「人生ゲーム」が定義する「成功」は時代を反映する。インフルエンサー、FIRE……etc/“ゲームマスター“としてのピーター・ティールと『ダンジョンズ&ドラゴンズ』/TRPG(テーブルトークRPG)の遊び方/ゲームマスターがもつ全能感/『指輪物語』におけるダークとホワイト/ゲームは行為主体性(エージェンシー)を媒体とする芸術である/AIを自動意思決定装置として捉えたとき、私たちは何を委ねているのか/人生ゲームのマス目には反映しきれない、人生の質や経験の深さ/『ニューヨーク・タイムズ』のコラムニスト、ロス・ドーサットの著書『Decadent Society(デカデント・ソサエティ)』が描く、西洋社会の現在地/進歩主義者たちの国は、いかにして停滞を打破しようとしているか?/「失われた30年」に生まれた私たちと、ダイナミズムへの憧れ/「デカダンス」を停滞ではなく成熟として捉え直す/日本はデカダンスを先駆的に乗りこなしているのか/パランティアCTOらによる著書『Mobilize(動員)』と「First Breakfast(最初の朝食)」のナラティブ/古くならないもとは何なのか?/2025年『Time Out』誌に世界で最もクールな街に選ばれた「神保町」は変わらずに残りづつけたことで、最先端になった/文化庁のプログラムで、ニューヨークに滞在/行き過ぎた資本主義への反動/Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)では万引きしてもいいという倫理?/Anthropicのニューヨークオフィスに行ってきた話/炭水化物がないランチと、AIを進化させるために最適化された人間/2000年後にも残る新しいルールをつくる
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▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
https://x.com/ktrokd
▼参考文献
ロス・ダウサット『The Decadent Society: How We Became the Victims of Our Own Success』Avid Reader Press / Simon & Schuster、2020年2月 ※日本語版未刊
シャム・サンカー、マデリン・ハート『Mobilize: How to Reboot the American Industrial Base and Stop World War III』Simon & Schuster、2026年3月 ※日本語版未刊
C・ティ・グエン『Games: Agency As Art』Oxford University Press、2020年 ※日本語版未刊
▼参考URL
木原共「ありうる人生たちのゲーム」
tomokihara.com、2026年
https://www.tomokihara.com/ja/game-of-possible-lives.html
「神保町に新たなコンテンポラリーアートギャラリー「MOVO GALLERY」開廊。こけら落としとして、品川はるな/木原共による二人展を開催」
一般社団法人MOVO(PR TIMES)、2026年4月28日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000182189.html
「人生ゲームFIRE」
タカラトミー、2024年10月発売
https://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/product/fire/
「人生ゲーム+(プラス) 令和版」
タカラトミー、2019年6月発売
https://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/product/plus/
「ダンジョンズ&ドラゴンズ日本語版公式ホームページ」
Wizards of the Coast
https://dnd-jp.com/
Anne Diebel「The Dungeon Master」
The New York Review of Books、2022年2月10日号
https://www.nybooks.com/articles/2022/02/10/peter-thiel-the-dungeon-master-diebel/
柳澤田実「ポップカルチャーと「聖なる価値」 第七回:頽廃(デカダンス)の王:ザ・ウィークエンド」
Real Sound、2026年5月13日
https://realsound.jp/book/2026/05/post-2391265.html
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
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教皇はテック業界に何を訴えたのか?──「AI時代における人間の擁護」をテーマとする回勅を読み解く【2020s #4】
2026/06/10
教皇レオ14世の最初の回勅『マニフィカ・フマニタス』が5月25日に公開されました。回勅のテーマは、「AI(人工知能)の時代における人間の人格の保護」。そこに書かれた「AIの武装解除」の真意やトランスヒューマニズム批判、シリコンバレーとバチカンの関係性について考えました。
▼トピック
教皇レオ十四世の最初の回勅「Magnifica Humanitas(マニフィカ・フマニタス)」を読む/AI時代に「人格を守る」とは何か/レオ十三世『Rerum Novarum(レールム・ノヴァールム)』と労働者保護の継承/AIによって雇用が揺らぐ時代に、労働者保護をどう考えるか/バチカンとシリコンバレーをつないできた「ミネルバ・ダイアログ」/フランシスコ前教皇から続く社会問題への応答/Anthropic共同創業者クリス・オラーの声明に見る「外部の批判者」をAIガバナンスに組み込む発想/Anthropicとバチカンの連携は、IPO前のブランディング?/AI企業の自己批評性はどこまで信頼できるのか/かつて科学者を弾圧した教会が、テック企業に制御を求める21世紀/国家を超える力を持ったテック業界と「ヒューマンサイズ」/AIは設計されるのではなく「育つ」ものなのか/人間がエージェンシーを握り続けること/バベルの塔と、ネヘミヤ記におけるエルサレム再建/一つの言語、一元化、神に届こうとする塔としてのテック/グローバルビレッジ的理想はどこまで肯定できるのか/技術の問題ではなく、人間関係の問題として軍事を考える/ボトムアップの対話から立ち上がる「共通善」/AIによる中央集権とデジタル民主主義・プルーラリティ/政治哲学者マイケル・サンデル、政治学者パトリック・デニーン、共同体主義の現在/人間の弱さや有限性を肯定する/トランスヒューマニズム、無限性への批判/共通善の「共通」はどこまで広がるのか/アメリカ合衆国上院議員バーニー・サンダースの公共AI論と政府系ファンド構想/経済学者マリアナ・マッツカートの事前分配との接続/AIが生み出す富はテック企業のものなのか、人類が共有すべきものなのか/AGIを公共インフラとして考えることは可能か/「AIの武装解除」という言葉の真意/正戦論は時代遅れという発言/AI開発者は特別な倫理的責任を負う/技術そのものは否定しないというバチカンの姿勢/日本でも開発者、人文科学者、クリエイターが議論する場をどう作るか
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
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柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
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▼参考資料
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▼参考文献
田中明彦『新しい中世 相互依存の世界システム』講談社学術文庫、2017年8月
ケイト・クロフォード『Atlas of AI: Power, Politics, and the Planetary Costs of Artificial Intelligence』Yale University Press、2021年4月 ※日本語版未刊
▼参考URL
Bernie Sanders「The Public Should Own Half of the Big A.I. Companies」The New York Times、2026年6月1日
https://www.nytimes.com/2026/06/01/opinion/artificial-intelligence-bernie-sanders.html
Elias Wachtel「Why Silicon Valley Is Turning to the Catholic Church」The Atlantic、2026年4月25日
https://www.theatlantic.com/ideas/2026/04/silicon-valley-catholicism-ai-leo/686948/
教皇レオ14世 回勅「Magnifica Humanitas」Vatican.va、2026年5月15日(署名)・5月25日(公布)
https://www.vatican.va/content/leo-xiv/en/encyclicals/documents/20260515-magnifica-humanitas.html
「『マニフィカ・フマニタス』教皇レオ14世の初の回勅」バチカン・ニュース、2026年5月25日
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2026-05/magnifica-humanitas-la-prima-enciclica-di-leone-xiv.html
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Anthropicの哲学者は何をしているのか? ゲスト:下西風澄(哲学者)【2020s #3】
2026/06/03
ゲストは哲学者・下西風澄さん/LLM(大規模言語モデル)の思想と倫理/2026年に入り、アレクサンダー・カープ(Palantir CEO)の発言は過激化している?/権威主義・全体主義的な社会では自分のような人間が真っ先に標的になる、という認識/「生活世界における攻撃性」をテーマとしたカープの博士論文/暴力こそが国民を統合する/「世界は暴力に溢れている」というカープと、ピーター・ティールの共通認識/Anthropicに在籍する哲学者アマンダ・アスケルは何をしているのか/博士論文は「無限倫理(Infinite Ethics)」がテーマ/徳倫理学的アプローチ―義務論でも功利主義でもなく/Claudeの憲法は、実際は徳倫理的アプローチではない?/共同体主義と徳倫理の関係性/LLMは「倫理」を外注している/「弱いAI」が「強いAI」をアラインメントするという方向性/AI専用SNS「Moltbook」と、「人間がAIを詐欺する」ようなリアリティの出現/AIは道具か、環境か、他者か/天使とはAIである―中世の純粋知性体への想像力/ライプニッツの「普遍記号法」と百科全書/LLMそのものが、西洋思想の延長にある/老子・孔子・ブッダのような身体的・実践的知性をAIは扱えるのか/中国の「社会主義核心価値観」とAIの管理/LLMに現れる日本文化と学習データの偏り/日本語圏のつぶやきはAIの人格を形成するのか?/「自律分散」のためインターネットと、「中央集権」を強化するAI/リベラリズムの限界と「新しい中世」/「現代のテクノロジーをベースとした人間観の更新」は、哲学者の重要な仕事である/消去法的に存在感を増す、カトリックとローマ教皇/2020年代の重要なシグナルとしてのロシアによるウクライナ侵攻/国家AIの退屈さと、野良のエージェントが人間と混じり合う未来
▼「2020s-twenty-twenties-」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
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▼ゲスト
下西風澄(哲学者)
1986年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。哲学や文学を中心に執筆活動を行う。 著書に『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』(文藝春秋)。 執筆に「生まれ消える心─傷・データ・過去」(『新潮』2023.5)、「演技する精神へ─個・ネット・場」(『文學界』2023.6)、「ぼくは言語」(『群像』2023.8)、「青空を見つめて死なない」(『ユリイカ』2024.4)など。詩に「風さえ私をよけるのに」(『GATEWAY』)、「ぼくたちは死んでいく。」(朝日新聞)ほか。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
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岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考文献
下西風澄『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』文藝春秋、2022年12月
ウィリアム・マッカスキル(千葉敏生訳)『見えない未来を変える「いま」 〈長期主義〉倫理学のフレームワーク』みすず書房、2024年1月
ニック・ボストロム(倉骨彰訳)『スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運』日本経済新聞出版社、2017年11月
アレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP 日本経済新聞出版、2026年3月
フィリッパ・フット『人間にとって善とは何か: 徳倫理学入門』(立花幸一ほか訳)筑摩書房、2014年4月
▼参考URL
Anthropic「Claude's Constitution」
https://www.anthropic.com/constitution
Anthropic「Anthropic's philosopher answers your questions」
YouTube、2025年12月5日
https://www.youtube.com/watch?v=I9aGC6Ui3eE
Berber Jin・Ellen Gamerman「Anthropic's Philosopher Amanda Askell Is Teaching Claude AI to Have Morals」The Wall Street Journal、2026年2月9日
https://www.wsj.com/tech/ai/anthropic-amanda-askell-philosopher-ai-3c031883
Amanda Askell「Pareto Principles in Infinite Ethics」
askell.io、2018年5月1日
https://askell.io/publication/pareto-principles-in-infinite-ethics
Nick Bostrom「Infinite Ethics」nickbostrom.com
https://nickbostrom.com/ethics/infinite.pdf
「「心」はひとつの「発明」である。科学と哲学、文学から「心」と「意識」の現在をひもとく|下西風澄」De-Silo公式ニュースレター、2023年3月
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パランティアはなぜ「国家のための軍事技術」に向かうのか?──『テクノロジカル・リパブリック』を読み解く【2020s #2】
2026/05/20
パランティア共同創業者による話題の書『テクノロジカル・リパブリック』日本でもついに発売/「体調悪くなる本」という感想/消費者市場ではなく、国家のために才能を奉仕せよ/「アレキサンダー・カープと一緒の乗り物に乗っちゃったかもしれない」/スタンフォード・ロースクールでのピーター・ティールとカープの出会い/ユダヤ系とアフリカ系というカープの出自/フランクフルト大学の哲学者ユルゲン・ハーバーマスのもとへ/戦後ドイツが失った抑止力と、ロシアのウクライナ侵攻/集合的アイデンティティへの不安はもう忘れるべきだ/「パランティアの意義はシリコンバレーにナショナリズムを取り戻したこと」/グローバルではなく、アメリカのために奉仕するエリートへ/歴史学者ルトガー・ブレグマン『倫理的野心』におけるテーマ「現代で最も消費されているのは才能」/グローバリゼーション後の「狭さへの憧れ」/「将来世代のため」も、「国のため」もリアリティをもてない/哲学者マイケル・サンデルと「価値の空洞化」/公私の分離が、信念を語れない公共を生んだ/経済学者マリアナ・マッツカート『企業家としての国家』/iPhoneを構成するGPS、Siri、タッチスクリーンはいかにして生まれたか?/高市政権の「17の戦略分野」/日本における戦後の産業育成政策と、「発展志向型国家」の考え方/マッツカート『ミッション・エコノミー』における事前分配と公的ファンドの考え方/NVIDIA・OpenAI・Anthropicの初期フェーズで国家が投資し、株式を取得していたらどうなったか?/マッツカート『ビッグコン』とDOGEに通じる政府の空洞化/ナショナリズムさえ「リバタリアン的自由」の道具に?/a16zキャサリン・ボイル「軍事を国任せにしない」/私たちは本当に、前に進んでいるいるのか?/ブレグマンの「モラルサークルを広げる」議論/2026年7月、米国建国250周年式典では何が語られるのか/イタリア・デンマークに残る選択的宗教教育/価値の問題を公的な場で語る訓練の不在/強いコミットメントへの渇望が軍事に向かう恐ろしさ/「殺すな」と言える人が、なぜローマ教皇しかいないのか
▼「2020s」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
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岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
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▼参考資料
番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。
https://drive.google.com/drive/folders/1N8EiF3arMvgV4S6tZXmbg30oPkGLhAyb?usp=sharing
▼参考文献
アレクサンダー・C・カープ・ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック──国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP/日本経済新聞出版、2026年3月
ルトガー・ブレグマン(野中香方子訳)『倫理的野心を持て──あなたの才能を浪費せず、変化を起こすための10章』文藝春秋、2026年4月
マリアナ・マッツカート(関美和・鈴木絵里子訳)『ミッション・エコノミー──国×企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた』NewsPicksパブリッシング、2021年12月
マリアナ・マッツカート(大村昭人訳)『企業家としての国家──イノベーション力で官は民に劣るという神話』薬事日報社、2015年9月
井上弘貴『アメリカの新右翼──トランプを生み出した思想家たち』新潮選書、新潮社、2025年6月
シャロン・ワインバーガー(千葉敏生訳)『DARPA秘史──世界を変えた「戦争の発明家たち」の光と闇』光文社、2018年9月
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└プロデュース:栗村智弘
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
▼De-Siloについて
一般社団法人デサイロは、人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行うアカデミックインキュベーター/シンクタンクです。本Podcastでは、「いま最も考えるべき重要なテーマや問い」を研究者の皆さんと掘り下げていく番組をお届けします。
公式サイト:https://de-silo.xyz/
時代の転換点は、2003年にあった──ピーター・ティールの思想とその現在地【2020s #1】
2026/05/20
「思想がリアルポリティクスを動かす時代」を象徴する人物としてのピーター・ティール/「ティールに会えました」のDM/急遽セットされた歴史学者エマニュエル・トッドとの対談/「ドクター・ストレンジラヴみたいな人間じゃない」/ティールのキャリアを振り返る/国家に左右されない決済手段としてのPayPal/「競争するのは負け犬、独占せよ」/2003年にパランティア創業、04年にFacebookの初期投資家に/9.11と集合的トラウマ/テック右派の台頭につながる20年がかりのプロジェクト/シリコンバレーにおけるキリスト教復興の仕掛け人/2025年3月の米国フィールドワーク/サンフランシスコの教会「Epic Church」におけるWork and Theologyのプログラムに参加/防衛テックにおける「最後の手段」/a16z「アメリカン・ダイナミズム」と正戦論/ルネ・ジラールの「模倣的欲望論」/スケープゴートとSNS炎上の構造/共同体は、暴力に基礎づけられている/「被害者」になることでのインフルエンサー化/反キリスト・ハルマゲドン・第三の道/Palantirの抱える矛盾/第五の信仰復興運動は起きるのか?/終末論とキリスト教における時間感覚/パーティーの話題は「終末にどのように備えるか」/『ファンタジーランド』としてのアメリカ/「空飛ぶ車を求めたのに手にしたのは140文字だった」/『ゼロ・トゥ・ワン』とスタートアップの熱狂/富裕層と技術者の混ざる場としての「教会」/アメリカでは金が唯一の共通言語になっている/次回は『テクノロジカル・リパブリック』解説
▼「2020s」とは
2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か?
「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。
▼出演
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。
https://x.com/tami_yanagisawa
岡田弘太郎
1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の研究者と協働し、イノベーション創出や新たなる社会制度の提案を行う一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。
https://x.com/ktrokd
▼関連コンテンツ
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▼参考資料
番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。
https://drive.google.com/drive/folders/1yQI5CLFHjIrGGOLseYyv3UJq1ncXHx3T?usp=sharing
▼参考文献
ルーク・バージス(川添節子訳)『欲望の見つけ方──お金・恋愛・キャリア』早川書房、2023年2月
ピーター・ティール・ブレイク・マスターズ(関美和訳)『ゼロ・トゥ・ワン──君はゼロから何を生み出せるか』NHK出版、2014年9月
『文藝春秋 2026年5月号』文藝春秋
※特集「ジャングル時代の生存戦略はここにある!」内に「東京極秘対談 世界は終末を迎えているのか」(P・ティール×E・トッド)を収録。
カート・アンダーセン(山田美明・山田文訳)『ファンタジーランド──狂気と幻想のアメリカ500年史 上・下』東洋経済新報社、2019年1月
柳澤田実『現代思想 2025年11月号 特集「終末論」を考える 破局と救済のポリティクス米国の終末論の現在──ピーター・ティールや福音派はどのような「最後」のために戦っているのか』青土社
ジョージ・パッカー(須川綾子訳)『綻びゆくアメリカ──歴史の転換点に生きる人々の物語』NHK出版、2014年7月
マックス・チャフキン(永峯涼訳)『無能より邪悪であれ──ピーター・ティール シリコンバレーをつくった男』サンクチュアリ出版、2024年4月
トーマス・ラッポルト(赤坂桃子訳)『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』飛鳥新社、2018年5月
ジミー・ソニ(櫻井祐子訳)『創始者たち──イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説』ダイヤモンド社、2023年5月
ルネ・ジラール(小池健男訳)『世の初めから隠されていること〈新装版〉(叢書・ウニベルシタス134)』法政大学出版局、2015年2月
▼参考記事
柳澤田実「億万長者ピーター・ティールがかきたてる期待と疑い──競争のない世界へ」elabo、2021年5月
https://www.elabo-mag.com/article/20210514-05
「伝説的起業家、ピーター・ティール。その哲学思想と描く『理想の社会』とは」Forbes JAPAN、2024年1月
https://forbesjapan.com/articles/detail/68373
会田弘継訳・解説「ピーター・ティールのワンピース論」文藝春秋PLUS、2026年1月(2026年(『文藝春秋』2026年2月号掲載)
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h11390
"Voyages to the End of the World" First Things、2025年10月(『First Things』2025年11月号掲載)
https://firstthings.com/voyages-to-the-end-of-the-world/
柳澤田実「『管理』でも『破滅』でもない『第三の道を採れ』──ピーター・ティールの危うい思想が世界のリアルポリティクスを動かす」(『終末とイノベーション』をめぐる連載 #5)文春オンライン、2026年2月
https://bunshun.jp/articles/-/85917
Trae Stephens, "The Ethics of Defense Technology Development: An Investor's Perspective" Founders Fund
https://foundersfund.com/2023/06/the-ethics-of-defense-technology-development/
▼クレジット
イラスト:髙橋あゆみ
ロゴデザイン:畑ユリエ
企画・制作:一般社団法人デサイロ
└プロデュース:栗村智弘
└リサーチ:古島海
収録:Unknown Unknown
“崩壊したアンサンブル”から立ち上がる「私たち性 we-ness」【ゲスト:柳澤田実 & んoon】
2024/04/10
4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演する哲学者・柳澤田実とバンド・んoonが登場。デサイロ・代表の岡田と、新曲「NANA」の制作プロセスについてお話しいただきました。
イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024
新曲「NANA」の配信・ダウンロードはこちらhttps://open.spotify.com/track/4B4Ryuajdgk2ofBBkRxjCV
【柳澤田実 × んoon】哲学者・柳澤田実の研究テーマ「私たち性 we-ness」に応答するかたちで、バンド「んoon」が生み出したのは「NANA」という楽曲だ。ボーカル、ベース、キーボード、ハープというユニークな編成で知られ、そのジャンルを定義しにくい同バンドは「崩壊したアンサンブル」と指摘されたことも。“バラバラでありながら、まとまっている”バンドのあり方と、「we-ness」というテーマが交差し、輻輳(ふくそう)する各パートの音が寄る辺なく並走していく楽曲が制作された。本イベントの「んoon」によるライブパフォーマンスと、柳澤を交えたトークセッションを通じて、「we-ness」の輪郭に迫っていく。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024
柳澤田実
1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008年)、『知の生態学的転回3 倫理: 人類のアフォーダンス』(東京大学出版会、2013年)ほか。2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降、道徳基盤理論に基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景と道徳性の関係について研究している。
んoon
2014年結成。バンド名の由来は感嘆(あるいは無関心)を表す日本語の擬態語「ふーん」から。(発音アクセントは「不運」と同じ。)「ん」は "h" であり、ハープのアウトラインでもある。直観と思いやりをコアコンセプトに、ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視する。2018年6月に1st EP "Freeway"、2019年6月に2nd EP "Body" 、2021年8月に3rd EP"Jargon"をFLAKE SOUNDSよりリリース。FUJI ROCK FESTIVAL '19 ROOKIE A GO-GO、全感覚祭 19、森、道、市場2022、台中ジャズフェスティバル2023(台湾)といった国内外の大型フェスにも出演するなど、精力的に活動している。
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