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ドリアン助川 ECHO WORDS

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Categories
Country
United States
This podcast has
55 episodes
Language
Japanese
Explicit
No
Date created
2025/10/24
Latest episode
2026/10/14
Average duration
19 min.
Release period
7 days

Description

詩や小説、エッセイなどの朗読も含め、言葉で表現される世界を楽しく探求していきます。

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#55 スペインの旅 マドリード・サラマンカ編
2026/10/14
スペインの読者たちに会いに行った旅、 前半はマドリードとサラマンカです。 『DORAYAKI(あん)』がベストセラーになっていると伝えられたものの実感が湧かず、 半信半疑で訪れたスペイン・マドリード。 迎え入れてくれたのは、若い人たちが目立つ長蛇の列でした。 独立系書店の文化的活動が盛んで、その中心にいるのが若者たち。 マドリードでは家賃や地代の高騰を巡るデモも起きていて、 ここでも若者たちが気を吐いています。 スペイン最古の大学があるサラマンカでも 待っていてくれたのは書店から溢れるほどの若者たちでした。 『DORAYAKI(あん)』を巡り、どんな問答がなされたかもお伝えします。
#54 ヒメネスの詩
2026/10/07
晩夏から秋の入口はライブや朗読イベントなどで忙しく過ごしました。 特にシルバーウィークの秋田3連発が、新幹線の乗車券ゲット困難ということで、予想外の「鈍行の旅」になりました。 そしてこれからスペイン5都市での読者との交流の旅。 初めてのスペインです。 どんな状況になるのか、想像もつきません。 ただ、私には敬愛するスペインの詩人や作家がいます。 そのうちの一人、ファン・ラモン・ヒメネスの詩を朗読します。 『ヒメネス詩集』(未知谷)より。
#53 沖縄の詩
2026/09/30
先日の沖縄県知事選で、米軍新基地のための辺野古埋立に反対してきたデニーさんが敗れました。 選挙の結果は沖縄県民の民意の変化として受け止めるべきですが、フェイクニュースの氾濫など、今後の選挙のあり方を巡り、考えなければいけない状況が露呈したように感じられます。 そもそも、沖縄の民意は本当に変わったのでしょうか。 古い、と言われてしまうかもしれませんが、 沖縄の詩人たちの作品を読む限り、変わらない沖縄の心は厳としてそこにあると思われます。 与那覇恵子さんの詩集『沖縄の空』(コールサック社)を中心に、いくつかの作品を紹介します。
#52 花巻 宮沢賢治の青春
2026/09/23
9月後半は、朗読ツアーで岩手と秋田を訪れています。 本番は秋田の十和田南、東鮎川なのですが、 その前に花巻と大館に泊まり、スイス人との写真家のコラボレーションの創作などしています。 今回は、私が20代の頃に草稿を書いた宮沢賢治の青春記をお届けします。
#51 岡山の美味しいものとへい太の正体
2026/09/16
秋の気配に包まれるなか、朗読の旅は国内外でまだまだ続きます。 すこし先の話になりますが、11月21日(土)には岡山の正夢書房さんにて動物と詩、哲学をめぐる講演と朗読を行います。 岡山にはさまざまな思い出があります。 人との出会い、美味しい食べ物、そして詩人たちとの未来。 今回は、私が普段「へい太さん」と読んでいる詩人・野菜楽器奏者の小山淳志さんの初詩集『ありがたや』(和光出版)を紹介するとともに、 収録作品「徘徊へい太」を朗読します。 へい太さんの正体はいかに!
#50 樹木希林さんのこと
2026/09/09
樹木希林さんのご命日は9月15日です。 旅立たれて8年になります。 『あん』を映画化するという夢の実現のために、私は樹木希林さんと河瀬直美さんに手紙を書き、本を送りました。 希林さんからの返事をいただいた時、本当に嬉しかったです。 映画の完成後は、カンヌ国際映画祭をはじめウクライナやカタールなど、また、日本の山間部や離島にまで一緒に旅をさせてもらいました。 常々、希林さんがおっしゃっていたこと。 そして、8年前の9月、毎日新聞夕刊に掲載された私からの惜別の言葉を、今回は朗読します。
#49 朗読の旅(7)歩くということ、考えるということ
2026/09/02
熊本地震のチャリティーイベントで、普段の朗読に加え、紙芝居『わたしの命の物語』のパフォーマンスを行いました。 らい予防法・優生保護法下において、生まれることが許されなかった子どもたちの、その透明な命の物語です。 続いて京都では、ピアニストの髙橋望さんと「響き合う 金子みすゞの世界」の舞台。 26歳で自ら命を絶った金子みすゞ。 その儚い人生の背後になにがあったのか。 彼女の絶唱となった「繭と墓」を歌うとき、私もまた見えないダメージを受けます。 翌日は抜け殻。 売れ残った本を背負い、炎天下の京都を一歩ずつ歩みながら、ラングストン・ヒューズの詩が浮かびました。 重い一歩。 しかし、止まることはしない。
#48 朗読の旅(6)白老の夜は更けて
2026/08/26
第48回は「朗読の旅(6)白老の夜は更けて」 8月3日、ギタリストのピクルス田村くんと
北海道白老町の創造空間「蔵」にてライブを行いました。 昼ごはんは苫小牧で途中下車。 海まで歩いてスンバラしい珠玉の逸品に出会いました。 もうこれは思い出確定の味。 夜はライブ「生きものたちの恋」。 今回は、『羆追人たち』(山と渓谷社)の著者である黒田未来雄さん、真理子さんご夫妻に大変お世話になった上でのライブの実現でした。 お客さんたちの集中力、凄まじかったです。 ライブ終了後もライブ本番のように盛り上がる〜盛り上がる。
思い出を超える一夜になってしまいました。 『日本の地名詩集』(コールサック社)、矢口以文さんの「早苗さんが語るアイヌの着物」より「アットウシ」も朗読します。
朗読の旅(5)野良にんじんとテロリスト
2026/08/19
8月2日、ギタリストのピクルス田村くんと
札幌、六花亭きたこぶしホールにてライブを行いました。 タイトルは「生きものたちの恋」。 ライブの目玉となったのは歌と語りで綴る「クロコダイルの恋」です。 札幌では、お値段びっくりのおでん屋さんや、映画「探偵はバーにいる」のロケ地となったバー、 また、彫刻家イサム・ノグチが手がけたモエレ沼公園などでも充実の時間を過ごしました。 今回は、この時期の札幌の野原でよく見かけた野良にんじんの花から想起された 石川啄木の詩を2篇朗読するとともに、1つの詩のキーワード「テロリスト」と繋がる曲 「クロコダイルの恋」より「殺さずに生きちゃいられない」をお届けします。
#46 朗読の旅(4)ザ・朗読(後半)
2026/08/12
7月24日に渋谷のライブハウス「ロフトヘブン」で行った「ザ・朗読」。 出演は、詩人で国立民族学博物館教授の川瀬慈さん、詩人で翻訳家、明治大学教授の管啓次郎さん、そして私でした。 今回は、川瀬慈さんの研究・活動を紹介するとともに、ご著書『ストリートの精霊たち』よりある一節を私が朗読いたします。 このイベント時には、エチオピアから帰国されたばかりだった川瀬さん。 朗読された内容も、エチオピアで懸命に生きる人たちへの人間讃歌となっています。 おまけとして、録音から私のパートもお届けします。 (カンツォーネも入っているよ♪) (おまけになるかどうかはともかく)
#45 朗読の旅(3)ザ・朗読(管啓次郎さん『図書館詩集』)
2026/08/05
7月24日に渋谷のライブハウス「ロフトヘブン」で行った「ザ・朗読」。 出演は詩人で国立民族学博物館教授の川瀬慈さん、詩人で翻訳家、明治大学教授の管啓次郎さん、そして私でした。 今回は、新しい詩集『図書館詩集』を刊行されたばかりの管啓次郎さんの特集です。 全国を旅して、12箇所の図書館に籠り、管さんが全身全霊で書き上げた詩の集まり。 「ザ・朗読」のライブでの音源をお届けするとともに、 『図書館詩集』より、久留米市立中央図書館で管さんが書かれた詩を丸々、私が朗読します。 これは私にとって挑戦。聴かれる皆さんにとっても挑戦、そして堪能、旅です。
#44 朗読の旅(2)横浜の象の旅
2026/07/29
『動物哲学物語 ナイス実存』『を携えての朗読の旅。 第2弾は、横浜橋商店街そばの「本屋 象の旅」さんです。 店主の加茂さんが、ノーベル文学賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「象の旅」から命名した書店で、 なんと私は、41年前の自分の卒論『仏伝による釈尊の苦悩と解脱についての一考察』の一節を読むところからこの夕べを始めました。 卒論のために、というよりは自分の生き方がわからず、すがるような思いで旅をしたインド。釈尊が悟りを得たといわれるブッダ・ガヤには、これまで3度訪れています。 それくらい、迷いや悩みが多い日々だったと言ってもいいでしょう。 つらいときに書いた「闇」という詩も、この日初めて読みました。 
『動物哲学物語 ナイス実存』からは、「菩提樹の下で」のラストを朗読。 瞑想する釈尊を遠くから見つめるインドサイの少年の心を通じて、宗教ではなく、哲学者として開闢に至った釈尊の解脱を描いています。 もっとも古い経典とされるスッタニパータ。 ここに「サイ」が何度も登場するのです。 いったい釈尊は、サイを語ることで何を伝えようとしたのでしょうか。
#43 朗読の旅(1)岩手県釜石市
2026/07/22
『動物哲学物語 ナイス実存』『幸運であるトムとセセリチョウの世界』を携えての、朗読の旅が始まりました。 最初に訪れたのは、岩手県釜石市の「またたび書店」さんです。

私はかつて、東日本大震災で津波の被害にあった印刷所に残っていた「活字」から詩を作る 「足りない活字のための言葉展」に詩人として参加したことがあります。 今回の旅では、十数年ぶりにその作品「あめふらし」を朗読しました。 また、『動物哲学物語 ナイス実存』からはインド水牛の娘をヒロインに据えた「寄り添う心」を披露しました。 新花巻から釜石線で向かう釜石は、関東からは遠く感じられる場所です。 でも、それだけに旅情が溢れます。 「またたび書店」さんでの朗読を終えたあと、すぐ目の前の学校の校庭に鹿の群れが現れました。 動物の物語を読み、動物を呼んでしまった。 「浜千鳥」というお酒も美味しい釜石です。
#42 ナイス実存(7)もしも笑わないクオッカがいたら
2026/07/15
口角があがり、笑っているような表情に見えることから 「世界一幸福な」と形容される動物、クオッカワラビー。 この動物の笑顔にあやかりたいと、生息地の西オーストラリア州ロットネスト島には世界中から観光客がやってきます。 「笑顔の秘密」と題された今回の物語に登場するのは、 一度も笑ったことがない(笑顔には見えない)ために「ブアイソ君」というあだ名までついてしまったクオッカです。 集団の標準から外れてしまった彼には、いったいどんな秘密があるのでしょう。 前世という設定には賛否があろうかと思いますが、 実は彼には、人間という現象だった時があり、 第一次大戦、第二次大戦と、人生の大半を戦争に翻弄された作家だったのです。 『動物哲学物語 ナイス実存』より、クオッカの章「笑顔の秘密」抜粋を朗読するとともに、サン=テグジュペリが母親に宛てた最後の手紙を、拙訳『星の王子さま』のあとがきから紹介します。
#41 ナイス実存(6)ハニーポッサムの詩情
2026/07/08
詩とは何でしょう? 答えることは可能でしょうか? おそらく、詩人によって、文学者によって、その定義や成立線の感覚は異なるものです。 むしろ、定義など存在しないとした方が詩的であると言えるかも知れません。 とはいえ、詩を紡ぐ者にとって、自由という大海は何かの力を与えてくれるものではありません。 表現の責任は、それぞれのルールや必須要素があって生まれるものです。 私にも、詩を書く際の二つの「大事なこと」があります。 発売されたばかりの『動物哲学物語 ナイス実存』では、 ハニーポッサムの物語で「ポエジー(詩情)とは何か」という問いが登場します。 語っているのは、ハニーポッサムのアニキとデカオです。 ちなみに、ハニーポッサムは大きな珠玉(タマタマ)と 哺乳類界最大の精子(肉眼で見える!)を持つ、しかし手のひらに乗るほどの小さな生き物です。 詩とはいったい何なのか? 今回はアニキとデカオの会話以外にも、 谷川雁さんのエッセイの一部、 またガルシア・ロルカの詩「海の水のバラーダ」(小海永二訳)を朗読します。

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