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BE:FIRSTのBMSGが凄すぎて語らざるを得ない
2026/10/20
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! 今回は特別版。BE:FIRST、MAZZEL、HANAが所属するBMSGが、1年で46億円の最終利益を上げた話です。
10月15日に出た第6期の決算公告で、2026年6月期の最終利益は46億900万円。前期の23億4900万円からほぼ2倍で、2022年の約10億円から4年で約4倍になりました。アミューズ、エイベックスの最終利益と比べても上回っています。
手がかりはSKY-HIの説明です。2024年のインタビューで、CDの原盤利用による利益は全体の5〜10%ほど、グッズやファンクラブはそれより利益率が高く、コミュニティ「B-Town」の利益はさらに大きいと話していました。
そこから考えた収益の仕組みは4つ。BE:FIRSTの味の素スタジアム2公演で約10万人という公演の規模、CDとグッズをセットにした販売と紙ジャケットによる経費の削減、年6,000円と月5,000円の会員サービス「B-Town」、オーディションからデビュー後まで続くファンとの接点です。
後半は、アーティストのファンが会社のファンになる仕組み、前回のグラミー賞の回に届いたコメント、SKY-HIの「やれることをやっていくと仕事が早くなる」という言葉について話しています。
▼ チャプター
00:00 BMSGの最終利益は1年で46億円
00:45 第6期の決算公告|前期のほぼ2倍
01:45 4年で約4倍|KOHHの歌詞とSKY-HIのアンサー
03:15 アミューズ、エイベックスの最終利益を上回る
05:10 手がかりはSKY-HIの説明
06:00 1. 大規模な公演の需要
07:00 2. グッズを音楽リリースと結びつけて売る
08:35 3. 会員サービスによる継続収入|B-Town
09:50 ダイレクトメディア、サブスクリプション、プロセスエコノミー
10:40 株式会社カラーの例
11:40 4. オーディションからデビュー後まで続く接点
13:20 アーティストのファンが会社のファンになる
15:10 前回のグラミー賞の回へのコメント
16:20 やれることを全部やった結果の46億円
17:40 SKY-HIが話す「仕事が早くなる」理由
▼ リンク
BMSG 第6期決算公告(官報決算データベース) https://catr.jp/companies/e01a3/191501/settlements/a07f8/488305
SKY-HIのインタビュー(リアルサウンド) https://realsound.jp/2024/04/post-1632167.html
B-Town https://bmsg.shop/pages/b-town
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://whitelight.co.jp/go/note?from=podcast
YouTube版 https://www.youtube.com/@tekeshun
音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアーティスト/文筆家/YouTuber、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
【解説】J-POP 3.0元年=2015年!米津玄師『Bremen』とApple Music上陸
2026/10/20
2015年は、Apple Musicが日本に来た年です。CDシングルの年間ランキングは、1位から4位までまだAKB48でした。それでもこの年を「J-POP 3.0元年」と呼ぶ理由を、米津玄師『Bremen』、cero『Obscure Ride』、KOHH『DIRT』、星野源『YELLOW DANCER』の4枚から話しました。SEKAI NO OWARI、サカナクション、サザンオールスターズ、Mr.Childrenも登場します。ディスクガイド『J-POP 3.0』を1年ずつ動画にするシリーズの、最初の年です。📖 この動画のテキスト版👉 https://tekeshun.com/video/jpop-3-0-first-year-2015/👉 ボーナストラック動画 https://youtu.be/1EnHOj7tYcM書籍『J-POP 3.0ディスクガイド 2015-2025』発売中!Amazon👉 https://amzn.to/4vD5KSZ特典PDF付きセットはBOOTHで👉 https://tekeshun.booth.pm/items/8480647音楽メモ「Onga9」作りました!👉https://onga9.jp/?ref=yt動画の無音カットを自動化するアプリ「Shh」👉https://whitelight.co.jp/shh/📝 関連note記事・『J-POP 3.0 ディスクガイド』を作りました。米津玄師以降の10年を読み解くために(この動画のもとになった本の紹介) https://whitelight.co.jp/go/note?from=yt&to=n/nde93817d8a33・インディもオルタナも2015年に死んだ。 https://whitelight.co.jp/go/note?from=yt&to=n/n3f2d68663d93・ついにJ-POP全盛期が来た!世界から注目される「J-POP 3.0」の時代 https://whitelight.co.jp/go/note?from=yt&to=n/n277c6a478c93👉 関連動画「J-POP 3.0」とは何か?の回: https://www.youtube.com/watch?v=q5whDBqBdOgJ-POP「暗黒期」は本当に暗黒だったのか?の回: https://www.youtube.com/watch?v=rk9qDR0BdIw米津玄師『Bremen』の解説: https://www.youtube.com/watch?v=UVHLoVIcvpsKOHH「最高のパンチライン」を持つ10+1曲: https://www.youtube.com/watch?v=TqOsivF049wてけしゅんnote https://whitelight.co.jp/go/note?from=ytお便りフォーム:https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6「今の音楽」がわかる音楽情報をほぼ毎日更新。高評価とチャンネル登録よろしくお願いします!https://www.youtube.com/@tekeshunボーナストラック動画が視聴できる「メンバーシップ」参加こちらから!https://www.youtube.com/channel/UCZ_KBezI8i3wymeh7Y3gv7g/joinこのチャンネルの自己紹介動画です。ぜひご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=kZrJpZ-Ayyg00:00:00 2015年はJ-POP 3.0元年|7月、Apple Musicが日本に来た00:02:35 チャートはまだCDの数字|AKB48が年間1位から4位00:03:25 米津玄師『Bremen』|初めてのオリコン週間1位00:05:40 「フローライト」とThe 1975、「ミラージュソング」とThe Chainsmokers00:07:15 蔦谷好位置との「Flowerwall」と桑田佳祐の絶賛00:08:25 cero『Obscure Ride』|D'Angelo『Voodoo』のリズム00:11:05 『SMAP×SMAP』でSMAPとセッション|Suchmosのブレイクへ00:12:30 KOHH『DIRT』|トラップが日本語ラップを変えた00:14:25 Keith Ape「It G Ma」|日本語のまま海外へ00:16:50 星野源『YELLOW DANCER』|初登場1位、初週13.2万枚00:17:50 「イエローミュージック」とYMO|米津玄師・cero・星野源の三角形00:19:25 背景にあるシティポップ|山下達郎・細野晴臣・小沢健二00:21:00 2.0から3.0への橋渡し|SEKAI NO OWARI『Tree』00:22:05 ゲスの極み乙女。、サカナクション「新宝島」、三代目 J SOUL BROTHERS「R.Y.U.S.E.I.」00:23:20 サザンオールスターズ『葡萄』とMr.Children『REFLECTION』00:24:00 ディスクガイド『J-POP 3.0』と次回の2016年00:24:50 ボーナストラック予告|J-POPが複雑なのはプログレのせい?🎵 紹介した作品(Amazon)米津玄師『Bremen』 https://www.amazon.co.jp/s?k=米津玄師+Bremen&tag=tekeshun01-22cero『Obscure Ride』 https://www.amazon.co.jp/s?k=cero+Obscure+Ride&tag=tekeshun01-22KOHH『DIRT』 https://www.amazon.co.jp/s?k=KOHH+DIRT&tag=tekeshun01-22星野源『YELLOW DANCER』 https://www.amazon.co.jp/s?k=星野源+YELLOW+DANCER&tag=tekeshun01-22SEKAI NO OWARI『Tree』 https://www.amazon.co.jp/s?k=SEKAI+NO+OWARI+Tree&tag=tekeshun01-22サザンオールスターズ『葡萄』 https://www.amazon.co.jp/s?k=サザンオールスターズ+葡萄&tag=tekeshun01-22Mr.Children『REFLECTION』 https://www.amazon.co.jp/s?k=Mr.Children+REFLECTION&tag=tekeshun01-22D'Angelo『Voodoo』 https://www.amazon.co.jp/s?k=D%27Angelo+Voodoo&tag=tekeshun01-22The 1975『The 1975』 https://www.amazon.co.jp/s?k=The+1975+The+1975&tag=tekeshun01-22・「てけしゅん音楽情報」とは数々の音楽メディアで活動している、てけ(照沼健太)としゅん(伏見瞬)がお届けするチャンネルです。てけとしゅんのキャラクターイラスト by タキタサキ・プロフィール照沼健太(ポップアーティスト/文筆家/YouTuber)MTV Japan、Web制作会社を経て独立。2014年より2016年末までユニバーサル ミュージックジャパンのWEBメディア『AMP』の企画・立ち上げ〜編集長を務める。2018年にコンテンツ制作会社『合同会社ホワイトライト』を設立。テレビ東京やNetflixのメディア運営、レディオヘッドら数々のアーティストのCD封入解説文、HIKAKIN、米津玄師、押井守、藤本タツキなどのクリエイターや多くのビジネスパーソンの取材を担当。https://twitter.com/TeKe0824伏見瞬(批評家/ライター)東京生まれ。音楽をはじめ、表現文化全般に関する執筆を行いながら、旅行誌を擬態する批評誌『LOCUST』の編集長を務める。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾」第3期、東浩紀審査員特別賞。『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』https://amzn.to/3uIZEpv が初の単著。https://twitter.com/shunnnn002出典:アーティスト写真=各アーティストの公式写真記事の画面=AV Watch、PHILE WEB、ORICON NEWS、カクバリズム※チャート情報はUSビルボードとビルボードJAPANの情報を参考にしています。チャート全編は公式サイトからご覧ください。#てけしゅん #jpop30 #米津玄師 #星野源 #KOHH
米津玄師、YOASOBI、千葉雄喜など!J-POPのグラミー賞応募がわかってきた!
2026/10/13
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! 今回は特別回。米津玄師、YOASOBI、千葉雄喜など、日本から9組がグラミー賞に応募した話です。
アメリカの経済誌Forbesが載せた応募の一覧に日本の名前が7組あり、別のまとめでBE:FIRSTとBABYMETALも加わりました。9組とも、今年できたアジアン・ポップ部門に1曲を出しています。
グラミー賞は応募制です。応募できるのはレコーディング・アカデミーの会員と、登録したレコード会社だけ。対象期間、会員の投票、ノミネート発表までの日程を確かめました。
米津玄師「IRIS OUT」、千葉雄喜「アニョハセヨ」、YOSHIKI「Forever Love (Live)」、BE:FIRST「BRUCE WAYNE」、BABYMETAL、PSYCHIC FEVER、f5ve。応募曲を1組ずつ見て、どの曲がこの部門に合うのかを話しています。前回取り上げたJO1、Number_i、&TEAM、ONE OR EIGHTの状況も確かめました。
後半は、BTSとStray Kidsが応募を見送った部門に日本勢が出る意味について。「隔離政策ではないか」という批判と「どんどん応募すればいい」という声、両方のコメントを読みながら考えます。
▼ チャプター
00:00 日本から9組がグラミー賞に応募
02:00 グラミー賞は応募制
04:15 9組は何の曲で応募したか|米津玄師「IRIS OUT」
05:05 千葉雄喜「アニョハセヨ」
05:50 YOSHIKI、BE:FIRST
07:00 BABYMETAL、PSYCHIC FEVER、f5ve、YOASOBI、AKB48
09:15 アジアン・ポップ部門に合う曲は?
10:45 前回の5組は応募したのか
12:30 視聴者コメントを紹介
13:45 BTSとStray Kidsが応募しなかった部門
15:10 「隔離政策では」という批判と「どんどん応募を」という声
16:50 賞があること自体が隔離なのか
18:05 ノミネート発表は11月16日
▼ リンク
Forbesの応募一覧 https://www.forbes.com/sites/jeffbenjamin/2026/10/09/grammy-awards-nomination-submissions-2027/
グラミー賞の応募と日程(公式) https://www.grammy.com/news/2027-grammys-how-submit-music-guide/
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://whitelight.co.jp/go/note?from=podcast
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▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアーティスト/文筆家/YouTuber、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
※ノミネートは11月16日に発表されます。応募の一覧は10月12日時点で確認できたものです。
映画『バイオハザード』は「最初に死ぬやつ」が主人公!
2026/10/11
映画『バイオハザード』(ザック・クレッガー監督)を、ゲーム未経験のしゅんと、『1』『2』を当時遊んだてけが語ります。前編はネタバレなしです。10月9日に日本で公開された、実写映画シリーズの作り直しの1本。ゲームのキャラクターは誰も出てこず、主人公は医療品を届ける配達人です。傑作という声とつまらないという声が両方ある理由、笑える場面の多さ、予告編のうまさ、普通のホラーなら最初に死ぬタイプの主人公について話しました。【前編(ネタバレなし)】・傑作という人と、つまらないという人が両方いる・主人公は戦えない一般人。ゲーム実況を見ているみたい・監督はコメディ出身。試写のあとで笑いを削って、これ・最後まで『バイオハザード』だと隠す予告編・主人公以外の人物を描かない。昔の映画に戻っている・映画は、ジャンプスケアと犬が死ぬのを見るもの・普通なら最初に死ぬやつが生き残る・94分。無駄な要素がほとんどない【後編(ネタバレあり)】・「大人なんかいない」という話・ホラー映画はなぜ妊娠と子供の話ばかりなのか・銃で撃っても壊れない錠前。映画がついてきた嘘・『WEAPONS/ウェポンズ』『8番出口』と比べて・終盤がずっとIMAXの画角。前半は横の恐怖、後半は縦の恐怖▼ チャプター00:00:00 オープニング00:00:45 映画『バイオハザード』、2人の感想00:03:14 傑作とつまらないが両方いる00:06:16 主人公は医療品の配達人00:07:34 笑える場面が多い。監督はコメディ出身00:08:38 予告編がうまい00:10:47 テールランプの赤と、回るカメラ00:11:49 ゲームっぽさが笑いになる00:13:15 人物の背景を描かない。昔の映画に戻っている00:14:25 犬が死ぬことと、ジャンプスケア00:15:05 行動で描かれる主人公00:16:50 普通なら最初に死ぬやつが主人公00:17:39 ずっと追いかけっこ。オースティン・エイブラムス00:19:29 94分。無駄のないものづくり00:20:23 ジャンプスケア批判が分からない00:21:24 荷物を律儀に運ぶ主人公00:22:57 後編の予告▼ てけしゅんトーク後半(ネタバレあり)はnoteメンバーシップにて配信中https://note.com/tekeshun▼ リンクお便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6てけしゅん note https://note.com/tekeshunYouTube https://www.youtube.com/@tekeshun音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/▼ パーソナリティてけ(照沼健太)— ポップアート2.0作家/音楽家、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
Number_i、BE:FIRSTなどボーイズグループ5組がアメリカ挑戦!しかしBTSはグラミー辞退!?
2026/10/06
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! Number_i、BE:FIRSTなど日本の5組のアメリカ進出と、BTSのグラミー賞応募見送りを語ります。
JO1、BE:FIRST、Number_i、ONE OR EIGHT、&TEAM。それぞれが組む制作者や会社、海外の聴き手への届け方を比べました。同じアメリカ進出でも、5組の作戦は異なります。
英語で歌うか、日本語で歌うか。BTS「Dynamite」やJung Kook『GOLDEN』、宇多田ヒカル、藤井風の例も交えながら、言葉が変わるとリズムや曲の聴こえ方まで変わることを考えます。
グラミー賞に新設されるアジアン・ポップ部門と、BTS・Stray Kidsの応募見送りも話題に。後半はBE:FIRST「BRUCE WAYNE」の低音、Number_iの曲展開、ONE OR EIGHTの引用など、実際のサウンドを語りました。最後は、市場の大きさだけでなく、憧れの音楽が生まれた場所を目指す気持ちについて話しています。
▼ チャプター
00:00 日本の5組のアメリカ進出
01:45 JO1、BE:FIRST、Number_i、ONE OR EIGHT、&TEAMの作戦
06:40 視聴者コメントを紹介
08:25 英語で歌う?日本語で歌う?
13:10 BTS「Dynamite」と『ARIRANG』
16:20 DREAMS COME TRUE、宇多田ヒカル、XG、藤井風の選択
19:55 BTSとStray Kidsのグラミー応募見送り
23:25 5組のサウンドを聴き比べる
30:40 アメリカのジャンルと聴き手
32:05 なぜアメリカを目指すのか
34:10 グラミー賞の今後と番組案内
▼ リンク
グラミー賞アジアン・ポップ部門の規則 https://www.grammy.com/awards/categories/best-asian-pop-music-performance/
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://whitelight.co.jp/go/note?from=podcast
YouTube版 https://www.youtube.com/@tekeshun
音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアーティスト/文筆家/YouTuber、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
『ディスクロージャー・デイ』は「ノーランが合わない人」におすすめ!?
2026/10/06
スピルバーグ監督の新作『ディスクロージャー・デイ』を、ネタバレなしで話しました。アメリカでは絶賛されたのに、日本では「つまらない」という声が目立ちます。伏見は「大賛」、照沼は「50〜60点」。2人の評価も割れました。今回は特別回として、ネタバレありの後編も無料でお届けします。
【前編(ネタバレなし)】 ・アメリカでは絶賛、日本では「つまらない」の声が目立つ ・予告編のスピルバーグは「信じるか信じないかはあなた次第」 ・Rotten Tomatoesは80%、観客の出口調査は「B」 ・美術はウェス・アンダーソン作品のアダム・ストックハウゼン ・『フェイブルマンズ』が『風立ちぬ』なら、これは『君たちはどう生きるか』 ・エンドロールが始まった瞬間に、席を立つ人が多かった ・列車と車は本当にぶつけている。『激突!』から50年越し ・おすすめは、70〜80年代の映画が好きな人と、クリストファー・ノーランが合わない人
【後編(ネタバレあり・無料)】 ・敵の組織は、なぜあんなにしょぼいのか ・「あまりに陰謀論すぎる」という批判について ・米津玄師「Plazma」のミュージックビデオそのまま ・「謎が明かされない」という不満は、根本的に間違っている
▼ チャプター 00:00:00 2人の感想。伏見は「大賛」、照沼は「50〜60点」 00:00:47 日本では「単純につまらない」の声が多い 00:02:35 前編と後編の案内。今回は後編も無料 00:03:31 あらすじ、キャスト、スタッフ 00:05:18 スピルバーグが宇宙人を撮るのは『宇宙戦争』以来 00:05:47 予告編のスピルバーグ「本気で信じている」 00:07:05 なぜ賛否が割れているのか。Rotten Tomatoesと出口調査 00:08:09 イギリスの批評も割れている 00:08:56 カンザスが舞台の、アメリカの真ん中の話 00:09:30 世界が狭い。ウェス・アンダーソン作品の美術監督 00:10:34 映画.comに並ぶ5つの不満 00:11:20 原案はスピルバーグ。『フェイブルマンズ』とのつながり 00:12:50 エンドロールが始まった瞬間に、席を立つ人が多かった 00:14:02 作り物と本物。フィルム撮影 00:15:19 列車と車は本当にぶつけている。『激突!』から50年越し 00:17:47 どんな人におすすめ? 70〜80年代の映画が好きな人 00:18:39 90年代のハリウッド映画が好きな人には向かない 00:20:33 クリストファー・ノーランが合わない人におすすめ 00:21:33 時間軸を一切いじらない 00:23:09 後編の予告
▼ てけしゅんトーク後編(ネタバレあり)は、noteの記事で無料配信中 (note記事のURL)
▼ リンク お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6 てけしゅん note https://note.com/tekeshun YouTube版(補足のリアクションあり)https://www.youtube.com/@tekeshun 音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ てけ(照沼健太)— ポップアート2.0作家/音楽家、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表 しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
映画『我々は宇宙人』!絶賛と「許せない」が半々に割れる理由は?
2026/09/30
「てけしゅんトーク」、今回は9月25日に公開されたアニメ映画『我々は宇宙人』を、照沼健太(てけ)と伏見瞬(しゅん)がネタバレなしで語ります。
『我々は宇宙人』は、29歳の門脇康平監督の初めての長編アニメーションです。平成の田舎町で、内気な小学3年生の翼が、クラスの人気者の暁太郎と親友になり、ある出来事で離れていきます。その約30年の2人を、実写をなぞって描くロトスコープの技法でアニメにしています。公開2日後の9月27日には、カナダのオタワ国際アニメーション映画祭で長編部門のグランプリを受賞しました。
SNSでは公開直後から感想があふれ、賛が9で否が1、またはその逆ではなく、絶賛と「許せない」が半々に割れています。2人とも映画は高く評価していたのに、なぜここまで分かれたのか。前半は、原画だけで3年半かけた制作の裏側、監督が話した中学時代の友人への罪悪感と初恋、藤本タツキの「嫉妬しています」というコメントから、賛否が荒れる3つのポイント(弱者男性の描き方、ラストシーン、広告のようなあるある)、この映画に出てくる埼玉県の風景と『ルックバック』との違いまで話しています。
後編(noteメンバーシップ限定)はネタバレありで、2つの視点で描かれた出来事、暁太郎が「被害者ではない」と言える理由、「じゃあね」の結末、アニメーションとして惜しかった点、『花緑青が明ける日に』との比べ方まで。今回も、後編は対談テキスト版も読めます。
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■ 紹介した作品
『ルックバック』(藤本タツキ) https://www.amazon.co.jp/s?k=ルックバック+藤本タツキ&tag=tekeshun01-22
『チェンソーマン』(藤本タツキ) https://www.amazon.co.jp/s?k=チェンソーマン&tag=tekeshun01-22
『怪物』(是枝裕和) https://www.amazon.co.jp/s?k=怪物+是枝裕和&tag=tekeshun01-22
『天気の子』(新海誠) https://www.amazon.co.jp/s?k=天気の子+新海誠&tag=tekeshun01-22
『となりのトトロ』(宮崎駿) https://www.amazon.co.jp/s?k=となりのトトロ+宮崎駿&tag=tekeshun01-22
『風立ちぬ』(宮崎駿) https://www.amazon.co.jp/s?k=風立ちぬ+宮崎駿&tag=tekeshun01-22
■ タイムスタンプ
00:00:00 オープニング|公開3日でSNSが大荒れ
00:01:00 賛が9でも否が1でもない、半々の賛否
00:01:40 どんな話か|平成の田舎町、翼と暁太郎
00:02:35 ロトスコープで描く、実写映画のようなアニメ
00:03:25 原画だけで3年半|体重が9キロ減ったエピソード
00:04:20 東京藝大出身、YOASOBIのMVから初の長編へ
00:04:50 中学時代の友人への罪悪感と、初恋の要素
00:07:00 恋の話か、男の子2人の話か
00:07:35 実写映画のようなセリフと話し方
00:08:50 原体験はドラえもんの映画|是枝裕和、濱口竜介
00:10:05 藤本タツキ「嫉妬しています」|目の描き方が通じる
00:11:45 絶賛した4人にも偏りがあった
00:13:10 誰もが自分の話をしてしまう賛否
00:14:15 荒れるポイント|弱者男性の描き方、ラスト、広告のよう
00:15:25 「あるある」は広告か、忘れていた記憶か
00:17:05 実は埼玉県の映画|地名が分かる
00:17:45 海がない映画|『ルックバック』との違い
00:18:55 郊外の苦しさ|トトロの森から所沢へ
00:20:15 後半予告|ネタバレありで
■ 関連するnote
後編(noteメンバーシップ・対談テキスト版つき) (note記事のURL)
実写『ルックバック』を話した回のnote https://note.com/tekeshun/n/nf0e6548e0aed
『秒速5センチメートル』感想トーク!あまりにも喰らいすぎました…。 https://note.com/tekeshun/n/n3f4a045b6c08
『映画ちいかわ』は“露悪”なんかじゃない。嘘をついてないだけだ https://note.com/tekeshun/n/n55285d6f1dda
■「てけしゅん」とは
MTV Japan、ユニバーサル ミュージック『AMP』編集長を経て独立した照沼健太(ポップアート2.0作家/合同会社ホワイトライト代表)と、批評誌『LOCUST』編集長で『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』の著者・伏見瞬(批評家/ライター)がお届けする音楽・批評ポッドキャスト。YouTubeでは「てけしゅん音楽情報」、音楽メモアプリは「Onga9」(https://onga9.jp/ )、無音カット自動化アプリは「Shh」(https://whitelight.co.jp/shh/ )。
お便りフォーム:https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
note:https://note.com/tekeshun
YouTube:https://www.youtube.com/@tekeshun
千葉雄喜とAdoの炎上!? 2つの「合ってない」騒動について
2026/09/29
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! 今回は千葉雄喜のジョジョED「死ぬか生きるか」と、AdoのK-POPイベント出演です。
『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』のEDに千葉雄喜の「死ぬか生きるか」が流れ、国内では「合ってない」という声が圧倒的に多く出ています。アニソンとヒップホップの文脈の違い、語彙を減らす千葉雄喜が作品名を連呼したことへの反応、初期のアニソンとの共通点を話しました。
海外では曲よりも、参加しているDr. Lukeへの反発が中心だと言われています。2人は曲としては「めちゃくちゃいい」と話し、タイトルの語順や歌詞の引っかかり、西部劇のミュージックビデオまで、この曲を評価する理由を挙げています。
後半はAdoのK-POPイベント出演です。撮影禁止・双眼鏡禁止のルール、1日目にあったフィナーレがなかったこと、最終曲、所属事務所社長のコメントなど、何が批判されているかを整理しました。初日に出た幾田りらが批判されなかった理由から、コラボに必要な「文脈」と段階を考えます。
最後は先週のロックンロールとロックの回へのコメント返しです。The Clashの影響、Led Zeppelin「Kashmir」、Foo Fighters、下北系、ソウルとR&Bの違いへのリクエストを取り上げています。
▼ チャプター
00:00:00 オープニング|千葉雄喜とAdoの「合ってない」問題
00:00:55 千葉雄喜×『スティール・ボール・ラン』|EDは「死ぬか生きるか」
00:02:25 千葉雄喜(KOHH)とは
00:04:05 アニソンとヒップホップ|Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」との違い
00:06:40 海外の反応|Dr. LukeとKesha
00:08:20 しゅんの見解|曲がいい、映像の立体感にも合っている
00:08:55 千葉雄喜は天才|デュシャン「泉」
00:10:15 「死ぬか生きるか」の歌詞とMV|クリント・イーストウッド
00:13:05 『ジョジョ』と千葉雄喜|批判は前提で作っている
00:14:45 Adoの炎上|K-POPイベント、ベルーナドーム
00:16:55 最終曲は「踊るポンポコリン」
00:19:20 事務所社長のコメント
00:20:50 幾田りらと西川貴教|K-POPの文脈
00:22:35 コラボの時代|千葉雄喜とMegan Thee Stallion
00:25:45 Mrs. GREEN APPLEの「スパイダーマン」主題歌|『オデュッセイア』のTravis Scott
00:28:00 エンドロールを見るのは日本だけ?
00:29:55 主題歌の論争|『葬送のフリーレン』YOASOBI「勇者」、King Gnu「愛憎」
00:32:35 コメント返し|ロックンロールとロック、Chuck Berry、Link Wray
00:33:25 The Clash、The Libertines、Sex Pistols
00:35:40 Led Zeppelin「Kashmir」とFoo Fighters
00:38:30 リクエスト|「下北系」の変遷
00:39:50 リクエスト|ソウルとR&B
00:41:20 まとめとエンディング
▼ リンク
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://whitelight.co.jp/go/note?from=podcast
YouTube版 https://www.youtube.com/@tekeshun
音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアーティスト/文筆家/YouTuber、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
実写『ルックバック』は早すぎる「シン・ルックバック」!
2026/09/28
「てけしゅんトーク」、今回は是枝裕和監督の実写映画『ルックバック』を、照沼健太(てけ)と伏見瞬(しゅん)がネタバレを控えて語ります。9月11日に公開された実写版『ルックバック』の原作は、藤本タツキが2021年に少年ジャンプ+で発表した143ページの読み切りです。2024年には押山清高監督が58分のアニメ映画にして、国内興行収入20.4億円のヒットになりました。実写版は是枝裕和が監督・脚本・編集を手がけた99分で、公開3日間の興行収入は1億4000万円、週末ランキング5位からのスタートです。原作は藤野と京本の2人にほぼ絞った物語でした。実写版では、宮藤官九郎が演じる担任の先生や、野呂佳代が演じる藤野のお母さんにもキャラクターができています。漫画は1人、アニメは2人、実写はもっとたくさんの人の話ではないか。前半はそこから、スイカや桜餅を渡す場面の多さ、季節ごとに分けて撮った秋田県にかほ市の風景とフィルム撮影、劇伴と『花とアリス』の関係まで話しています。後編(noteメンバーシップ限定)はネタバレありで、終盤のアニメーションがどこから来たのか、京本の家にシャークキックがない理由、そして2人の評価が大きく分かれた話まで。今回も、後編は対談テキスト版も読めます。--■ 紹介した作品『ルックバック』(藤本タツキ) https://www.amazon.co.jp/s?k=ルックバック+藤本タツキ&tag=tekeshun01-22『チェンソーマン』(藤本タツキ) https://www.amazon.co.jp/s?k=チェンソーマン&tag=tekeshun01-22『花とアリス』(岩井俊二) https://www.amazon.co.jp/s?k=花とアリス+岩井俊二&tag=tekeshun01-22『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(クエンティン・タランティーノ) https://www.amazon.co.jp/s?k=ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド&tag=tekeshun01-22『万引き家族』(是枝裕和) https://www.amazon.co.jp/s?k=万引き家族+是枝裕和&tag=tekeshun01-22『誰も知らない』(是枝裕和) https://www.amazon.co.jp/s?k=誰も知らない+是枝裕和&tag=tekeshun01-22Oasis「Don't Look Back in Anger」 https://www.amazon.co.jp/s?k=Oasis+Morning+Glory&tag=tekeshun01-22■ タイムスタンプ00:00:00 オープニング|実写でしかできないことがめちゃくちゃある00:00:50 99分の実写版と、58分のアニメ版00:02:15 是枝監督は途中でアニメ版の企画を知った00:03:00 漫画、アニメ、実写と進むごとに世界が広がる00:03:55 原作は突然出た読み切り|『チェンソーマン』の収入で描けた00:04:45 2人に絞った原作。家族まで描けば別の作品になる00:06:05 京本の家のことは分からない|家族は是枝作品のテーマ00:06:55 原作もアニメも藤野の話|京本のイマジナリーフレンド感00:07:50 実写の藤野はルックスが良すぎる00:08:10 押山清高監督「共同作業の作品にしたかった」|京本は読者の象徴00:09:25 アニメ版は、作ること自体に焦点がある00:10:30 藤野と京本は藤本タツキの分身|震災、そして事件00:12:20 「Don't Look Back in Anger」と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』00:12:50 影響元が見える|雨の中のジャンプと浅野いにお00:13:50 漫画家漫画ではない|成功が早すぎる00:15:35 どう考えても藤野が天才00:16:05 アニメ版は2人で作る楽しさへ00:17:00 藤本タツキ「今は漫画も共同作業だと思っている」00:17:30 漫画は1人、アニメは2人、実写はたくさんの人の話|「シン・ルックバック」00:18:35 お母さんと先生にキャラクターができた|宮藤官九郎の先生00:20:10 野呂佳代のお母さんが、黙ってひもを切る00:20:35 食べ物を渡す映画|スイカ、桜餅、まんじゅう00:21:30 藤野は全部持っている|実写で出る説得力00:22:55 野球部をよけない藤野00:23:20 季節ごとに撮った秋田・にかほの風景00:24:15 子役から交代しても違和感がない00:24:55 フィルム撮影と「二度と戻ってこないもの」00:26:05 劇伴は『花とアリス』|藤野の鼻歌が劇伴になる00:27:10 アニメ版は映画、実写版はアニメ|トトロ、ジョーズ、ドラキュラ00:27:50 後編予告■ 関連するnote後編(noteメンバーシップ・対談テキスト版つき) (note記事のURL)『秒速5センチメートル』感想トーク!あまりにも喰らいすぎました…。 https://note.com/tekeshun/n/n3f4a045b6c08『映画ちいかわ』は“露悪”なんかじゃない。嘘をついてないだけだ https://note.com/tekeshun/n/n55285d6f1dda■「てけしゅん」とはMTV Japan、ユニバーサル ミュージック『AMP』編集長を経て独立した照沼健太(ポップアート2.0作家/合同会社ホワイトライト代表)と、批評誌『LOCUST』編集長で『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』の著者・伏見瞬(批評家/ライター)がお届けする音楽・批評ポッドキャスト。YouTubeでは「てけしゅん音楽情報」、音楽メモアプリは「Onga9」(https://onga9.jp/ )、無音カット自動化アプリは「Shh」(https://whitelight.co.jp/shh/ )。お便りフォーム:https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6note:https://note.com/tekeshunYouTube:https://www.youtube.com/@tekeshun#ルックバック #是枝裕和 #藤本タツキ #押山清高 #てけしゅん音楽情報
ロックとロックンロールって、何が違うの?
2026/09/23
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! 今回は木曜更新で、「ロックンロールとロックって何が違うの?」を話します。
視聴者の方からの質問です。ロックンロールが短くなってロックになったのだから同じもの、とも言えますが、「ロック好き」と「ロックンロール好き」は違う音楽を指しているように聞こえます。まずChatGPTに聞いた定義を読みました。1950年代のアメリカの音楽様式がロックンロールで、それを母体に60年代以降に広がった音楽の総称がロック。この整理は正しいと確かめたうえで、ここからは2人の定義を断言で話します。
2人の境目はThe Beatlesのホワイトアルバム。ロックはギターの歪みで、ロックンロールはリズムの軽さとスイングで決まる、というのが今回の軸です。大きな会場と当時のPAでは軽いリズムが届かず、ギターを大きく鳴らす方向へ進んだこと、ビートルズがツアーをやめた時期とジミ・ヘンドリックスの登場が重なることも話しています。
そこからT. Rexとデヴィッド・ボウイ、Ramonesと The Clash、The Who『Who's Next』、Oasis、The Stone Roses、The La's、BLANKEY JET CITYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、The White Stripes、Nirvana、The Jesus and Mary Chain、Arctic Monkeys、Radioheadまで、1組ずつロックンロールかロックかを分けていきます。Ramonesがその後のロックの形を決めた影響の大きさにも話が戻ります。
後半は前回「邦楽は、本当に音が悪いのか?」へのコメント紹介です。ミックスエンジニアの方からの音圧と低域の話、日本版リメイクドラマの画面の明るさ、インドの音楽の高域の話をしています。
▼ チャプター
00:00:00 オープニング|ロックンロールとロックって何が違うの?
00:02:55 ChatGPTの定義|50年代のロックンロール、60年代以降のロック
00:07:15 2人の境目はホワイトアルバム|「Tomorrow Never Knows」はロックンロール
00:10:45 ロックはギターの歪み、ロックンロールはリズム|大きな会場とPA
00:13:20 ビートルズはツアーをやめてロックへ|イヤモニがあれば解散しなかった?
00:19:25 70年代はロックンロールが少ない|T. Rexと『Hunky Dory』
00:23:10 パンクロック|The Clash『London Calling』とSex Pistols
00:27:55 ロックは1976年の前と後で2つある|The Whoは『Who's Next』から
00:29:25 Oasisは1976年以降のロックの音|メロディと衣装はビートルズ
00:30:05 The Stone Rosesの1stはロックンロール|状況を眺める歌詞
00:33:05 日本ではロックンロールが続いた|BLANKEY JET CITYとミッシェル
00:35:50 The White Stripesはベースがいないからロックンロール
00:37:45 Nirvanaのロックンロール感はデイヴ・グロールのドラム
00:40:40 The Jesus and Mary Chain『Psychocandy』|T. Rexの直系
00:42:50 ラモーンズの影響力|革ジャンと破れたジーンズを決めた
00:45:35 『London Calling』はバラバラなのに統一感がある
00:50:05 2000年以降はArctic Monkeys|『AM』はロックンロールではない
00:52:00 Radioheadは意外とロックンロール?|『Amnesiac』と『OK Computer』
00:53:30 コメント紹介|「総意♡So Free」の歪みはベース?
00:56:25 日本版『南田南弁護士は天才肌』は画面が明るすぎる?
00:58:45 「このチャンネルは音がいい」|まとめ:境目は確かにある
01:01:05 エンディング|話してほしいテーマを募集
▼ リンク
今回のコメント紹介の元回(邦楽は、本当に音が悪いのか?) https://www.youtube.com/watch?v=BmkhbnzNjRQ
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://note.com/tekeshun
YouTube版 https://www.youtube.com/@tekeshun
音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアート2.0作家/音楽家、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
『オデュッセイア』は映画の頂点なのか、異端なのか!
2026/09/16
「てけしゅんトーク」、今回はクリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』を、照沼健太(てけ)と伏見瞬(しゅん)がネタバレを控えて語ります。
9月11日に日本公開された『オデュッセイア』は、初週末の3日間で動員24万1000人、興行収入4億5200万円を記録しました。動員では『映画ちいかわ』に次ぐ2位、興行収入では新作のトップです。IMAX先行上映を含めた累計は動員32万9000人、興収6億5000万円。全編をIMAXの65mmフィルムカメラで撮った商業映画は史上初で、日本では2Dから35mmまで6種類のフォーマットで上映されています。
伏見は「ノーランは苦手で、『ダークナイト』はワースト3に入る」と言う人です。その伏見が、この作品はノーランのベスト3、なんなら1位かもしれないと話します。照沼のノーラン1位は『インターステラー』。二人とも公開前の期待値は高くありませんでした。
話しているのは、3000年前の叙事詩がなぜ歌として生き残ったのか、会話の場面でも異常に多いカット割りは何のためか、IMAXで撮った方が本当の映画だという幻想、ノーランはキューブリックよりジェームズ・キャメロンに似ているのではないか、といったことです。原作を読んでいなくても楽しめる、予習はいらない、という話もしています。
後編(noteメンバーシップ限定)はネタバレありで、トロイの木馬がなぜ木に見えないのか、海からやってくる者たちの正体、原作にいないシノンという人物、最後のチャンバラ、そして燃える馬で終わるラストカットまで話しています。今回も、後編は対談テキスト版も読めます。
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■ 紹介した作品
『オデュッセイア』(ホメロス) https://www.amazon.co.jp/s?k=オデュッセイア+ホメロス&tag=tekeshun01-22
『インターステラー』(クリストファー・ノーラン) https://www.amazon.co.jp/s?k=インターステラー+ノーラン&tag=tekeshun01-22
『葬送のフリーレン』 https://www.amazon.co.jp/s?k=葬送のフリーレン&tag=tekeshun01-22
『モンテ・クリスト伯』(アレクサンドル・デュマ) https://www.amazon.co.jp/s?k=モンテクリスト伯+デュマ&tag=tekeshun01-22
『DUNE/デューン 砂の惑星』 https://www.amazon.co.jp/s?k=DUNE+砂の惑星&tag=tekeshun01-22
『ゴジラ』(1954) https://www.amazon.co.jp/s?k=ゴジラ+1954&tag=tekeshun01-22
■ タイムスタンプ
00:00:00 オープニング|映画の頂点なのか、異端なのか
00:00:30 IMAX池袋はほぼ満席。日本はみんなノーランを観る
00:01:15 前半はネタバレなしで|ノーランが苦手な伏見が、これはベスト3
00:02:00 照沼の1位は『インターステラー』|今回は期待していなかった
00:03:05 宮崎駿が『平家物語』をやるようなもの
00:04:35 予習はしなくていい
00:05:25 最初の30分は退屈な文芸映画かと思った|そこから別の映画になる
00:06:40 『ちいかわ』として見られる|バカバカしさに意味がある
00:07:30 原作は3000年前の叙事詩。歌で語り継がれた
00:08:55 叙事詩は記録。感情ではつながらない
00:10:00 原作は24の歌。その前後の物語は失われている
00:11:45 トロイア戦争は実際にあったらしい
00:12:30 神も怪物も、オデュッセウスの記録の中にしか出てこない
00:13:50 リアル路線の途中で巨人が出てくる衝撃
00:15:15 行って帰ってくる話。半分は帰ってからの話
00:16:10 戻ってきてからが面白い。原作より困難にしている
00:16:55 留守中に妻が裏切られる型の元|ほぼ全ての物語にオデュッセイアがある
00:17:45 ノーランはずっとオデュッセイアを繰り返してきた
00:18:45 ハッピーエンドのあとの人生
00:19:30 実は8作中の7番目。続きの『テレゴネイア』は残っていない
00:20:10 残らなかった話は、たいてい面白くないから消えた|『葬送のフリーレン』のまずい酒
00:21:05 『モンテ・クリスト伯』の元もオデュッセイア|観るとRPGの解像度が上がる
00:22:20 語り継いできた人たちの最先端に踊り出た|語り部はトラヴィス・スコット
00:23:20 カット割りが異常に多い
00:23:50 カット数を数える癖|会話の途中でコップが映る
00:24:45 IMAXカメラの3分制限とは関係ない
00:25:15 ハリウッド映画は長回しをしない
00:26:55 序盤に無意味なカットが集中している
00:27:45 口頭伝承の不確かさを、編集で表している
00:28:15 ペネロペもテレマコスも、噂でしか父を知らない
00:29:20 トム・ホランドが年齢を勘違いして演じていた話
00:31:00 ノーランは現代アートの視点を持っている
00:31:30 IMAXは撮影上は不便。制約を課している
00:33:25 IMAXで撮った方が本当の映画、という幻想
00:34:10 ジェームズ・キャメロンと同じ道
00:35:55 映画を広げているのか、壊しているのか|巨匠感を出すノーラン
00:37:20 3年に1本、20年以上出し続けている
00:38:45 『ダークナイト』がMCUに与えた影響
00:40:20 「映画か映画じゃないか」を大衆化した作家
00:41:05 IMAXはアトラクションだと思われていない
00:42:00 でかいものが出た瞬間の興奮|初代ゴジラとリュミエール兄弟
00:44:50 トリックではないことにこだわるバカさ加減
00:45:55 雄大な文芸映画っぽさを排除している
00:46:55 『DUNE』の「スクリーンセーバー」批判
00:47:50 プロパガンダにしない誠実さ
00:49:35 後世に残る『オデュッセイア』になりかねない|坂本龍馬と司馬遼太郎
00:51:05 語り継いできた人々へのリスペクト
#オデュッセイア #クリストファーノーラン #IMAX #マットデイモン #ホメロス #てけしゅん音楽情報
邦楽は、本当に音が悪いのか?
2026/09/15
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! 今回はCANDY TUNE「総意♡So Free」から「邦楽は音が悪いのか?」を話します。
Xで、日本の音楽は海外より音が悪いという投稿が広がりました。てけはこの意見に同意していて、いちばん気になるのは高い音に入った歪みです。例に挙げたのはCANDY TUNE「総意♡So Free」。スピーカーではギターのノイズがきついのに、AirPods Pro 3やAirPods Max 2で聴くと気にならない、という発見もありました。編曲はCOALTAR OF THE DEEPERSのNARASAKIです。
そこから2人が「音がいい」「音が悪い」と思う作品を挙げていきます。しゅんが音が良くないと思うのはBLANKEY JET CITYの1st『Red Guitar and the Truth』。てけが音がいいと思うのはNirvana『In Utero』とBuddy Holly。しゅんはART-SCHOOL『Baby Acid Baby』とJohn Coltrane『Ballads』を挙げました。洋楽にも音が悪い名盤はあり、Oasis『(What's the Story) Morning Glory?』の話も出ます。
話すうちに、「いい音」には別々の基準が混ざっていることが見えてきます。50年代の録音のように1音1音をきれいに録る基準、The Beatles以降の「曲に合っているか」という基準、電子音楽で個性をどう出すかという基準。D'Angeloの3作、Frank Ocean『Blonde』、低音を出すために3枚組にしたPublic Image Ltd『Metal Box』まで話が広がります。
後半は「学生のうちに聴いた方がいい音楽って、何?」回のコメント返しです。レコードで聴くこと、60年代半ばまでのThe Beatlesをモノラルで聴くこと、ハイレゾで聴いたサカナクション「怪獣」と羊文学「Burning」の話をしています。
▼ チャプター
00:00:00 オープニング|Xで話題になった「邦楽は音が悪い」
00:00:55 てけが同意するのは高域の歪み|CANDY TUNE「総意♡So Free」
00:05:30 AirPodsだと気にならない|編曲はNARASAKI
00:08:15 欅坂46「サイレントマジョリティー」から10年|同調圧力を歌う曲
00:11:35 しゅんは自分の耳を信用していない|砂原良徳との会話
00:13:10 しゅんの「音が悪い」代表|BLANKEY JET CITY『Red Guitar and the Truth』
00:15:15 てけの「音がいい」代表|Nirvana『In Utero』とBuddy Holly
00:16:55 しゅんの「音がいい」2枚|ART-SCHOOL『Baby Acid Baby』とJohn Coltrane『Ballads』
00:19:20 The Beatles以降、いい音の基準は2つに|エンジニアは第三の耳
00:21:10 The La'sは1stアルバムの音を嫌った|Lee Maversのこだわり
00:23:40 洋楽でも音が悪い代表|Oasis『(What's the Story) Morning Glory?』
00:26:05 電子音楽に音が悪いものはほとんどない|楽器をプロが作っている
00:30:05 3つの「いい音」が混ざっている|D'Angeloの3作
00:31:25 その先にFrank Ocean『Blonde』|自己表現のための音質
00:34:25 Xの論争「楽器を分離して聴けるか」|脳は一度に1つの音しか聴いていない説
00:37:45 邦楽は低域への意識が甘い|再生環境と住宅事情
00:38:50 Public Image Ltd『Metal Box』は低音を出すために3枚組
00:40:20 日本人は中高域にこだわる?|歌詞が聞き取りやすい音
00:44:35 まとめ|音の良し悪しには基準がいくつもある
00:45:40 コメント返し|レコードで聴くといい?『Let It Bleed』とA面B面
00:47:40 60年代半ばまではモノラルで|『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』まで
00:50:20 19歳のリスナーから|J-POPの音は良くなった、エンジニアの小森雅仁
00:51:25 ハイレゾで聴いたサカナクション「怪獣」と羊文学「Burning」
00:54:15 エンディング
▼ リンク
「邦楽は音が悪い」を曲ごとに話したCULTURE REPORTS(メンバー限定) https://note.com/tekeshun/n/n9f35e79e404c
今回のコメント返しの元回(学生のうちに聴いた方がいい音楽って、何?) https://www.youtube.com/watch?v=hUxhiNaB_DI
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://note.com/tekeshun
YouTube版 https://www.youtube.com/@tekeshun
音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアート2.0作家/音楽家、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
映画『バックルームズ』!日本でも若い観客に大ヒットする理由は?
2026/09/13
「てけしゅんトーク」、今回は映画『バックルームズ』を、照沼健太(てけ)と伏見瞬(しゅん)がネタバレなしで語ります。
9月4日に日本公開された『バックルームズ』は、黄色い壁紙の部屋を写した1枚の写真から広がったネット怪談を、16歳でYouTubeに短編を投稿したケイン・パーソンズが長編にした映画です。日本では公開3日間で動員16万3000人、全米ではA24作品として過去最大のオープニングを記録しました。
作り手にも観客にも、若い人が集まっている映画です。映画は予算も人も要るので、漫画やパソコンで作れる音楽に比べて、10代の天才が出てきにくい表現でした。照沼が藤本タツキさんに取材で聞いた「漫画のいいところは一人で作れること」という話から、無料の3DCGソフトBlenderで空間を作ってYouTubeで発表した監督の出発点、その部屋をA24が実物のセットにして撮ったことまで話しています。伏見いわく「YouTube出身の映画作家、いよいよ登場」。
ゲームの話もたくさんしています。壁をすり抜けるバグで見慣れたステージが変な空間になる薄ら寒さ、『サイバーパンク エッジランナーズ』のようにゲームの中でロケハンする映像づくり、大塚英志『物語消費論』のビックリマンチョコのように1枚の写真にみんなが物語を足していった広がり方。ほかに、キューブリック作品やヴェイパーウェイヴに通じる部屋の美術、監督が好きだと話す日本の建築、考察が陰謀論に行き着く危うさについても話しました。
後編(noteメンバーシップ限定)はネタバレありで、本編のあとに流れる16分の追加映像、謎の企業Async、『8番出口』との比較、ベストにもワーストにも入らない「論外」の映画だという話、日本人には黄色い部屋がリミナルスペースに見えるのか、まで話しています。今回から、後編は対談テキスト版も読めます。
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■ 紹介した作品
『物語消費論』(大塚英志) https://www.amazon.co.jp/s?k=物語消費論+大塚英志&tag=tekeshun01-22
『チェンソーマン』(藤本タツキ) https://www.amazon.co.jp/s?k=チェンソーマン+藤本タツキ&tag=tekeshun01-22
『8番出口』 https://www.amazon.co.jp/s?k=8番出口&tag=tekeshun01-22
『2001年宇宙の旅』(スタンリー・キューブリック) https://www.amazon.co.jp/s?k=2001年宇宙の旅+キューブリック&tag=tekeshun01-22
『シャイニング』(スタンリー・キューブリック) https://www.amazon.co.jp/s?k=シャイニング+キューブリック&tag=tekeshun01-22
■ タイムスタンプ
00:00:00 オープニング|日本でも初週4位、若い観客が集まるヒット
00:00:25 『8番出口』と同じく、ゲーム版がある
00:01:35 1枚の写真に、みんなが物語を足していったネット怪談
00:02:55 16歳でYouTubeに短編、17歳でA24から声がかかる
00:04:55 A24の新人発掘と、出たばかりのころの『チェンソーマン』感
00:05:55 藤本タツキ「漫画のいいところは一人で作れること」
00:07:05 YouTube出身の映画作家、いよいよ登場
00:08:15 Blenderで作った部屋を、実物のセットに
00:09:00 ゲームの中でロケハン|『サイバーパンク エッジランナーズ』『シン・ゴジラ』
00:10:35 大塚英志『物語消費論』とビックリマンチョコ
00:11:20 壁抜けバグの薄ら寒さ|マリオカート64
00:13:05 バグを使うタイムアタック、ゴジラと原子力
00:14:30 記録映像の集まりから、主人公2人の映画へ
00:16:15 サイコスリラーにも、SFにも、怪物ものにも見える
00:17:40 ネット発のミームは誰のもの?|2ちゃんねるのモナー
00:18:45 『シン・ヘイル・メアリー』みたいな便乗タイトル
00:19:45 キューブリックの部屋とヴェイパーウェイヴ
00:22:25 ケイン・パーソンズが好きな日本の建築
00:23:20 家具屋の地下から、普通に行き来できるバックルームズ
00:25:45 考察が陰謀論に行き着く危うさ
00:28:55 見ようか迷っている人へ|「バックルームズ以降」
00:30:00 後編予告|ネタバレありで『8番出口』との比較へ
■ 関連するnote
後編(noteメンバーシップ・対談テキスト版つき) https://note.com/tekeshun/n/naf7413ef46e1
てけしゅんラジオ9月号:バックルームズとまどか☆マギカ https://note.com/tekeshun/n/nc16a1816f407
映画『8番出口』と、藤井風「満ちてゆく」。 https://note.com/tekeshun/n/na941b6e6247d
■「てけしゅん」とは
MTV Japan、ユニバーサル ミュージック『AMP』編集長を経て独立した照沼健太(ポップアート2.0作家/合同会社ホワイトライト代表)と、批評誌『LOCUST』編集長で『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』の著者・伏見瞬(批評家/ライター)がお届けする音楽・批評ポッドキャスト。YouTubeでは「てけしゅん音楽情報」、音楽メモアプリは「Onga9」(https://onga9.jp/ )、無音カット自動化アプリは「Shh」(https://whitelight.co.jp/shh/ )。
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#バックルームズ #Backrooms #ケインパーソンズ #A24 #リミナルスペース #8番出口 #てけしゅん音楽情報
【HUNTER×HUNTER入門】ヨークシン編は序盤ずっとお金の話!
2026/09/12
「てけしゅんトーク」HUNTER×HUNTER入門シリーズ、今回はヨークシン編(単行本8〜13巻、2011年版アニメ第37〜58話)を照沼健太(てけ)と伏見瞬(しゅん)が語ります。ハンター試験編、天空闘技場編と王道の少年漫画をやってきた『HUNTER×HUNTER』が、この編で突然、都市型のクライムサスペンスと群像劇に変わる。冨樫義博が本気を出してきた編です。
前半はできるだけネタバレなしで序盤を話します。ヨークシン編の序盤はバトルがほとんどなく、ゴンとキルアはグリードアイランドを手に入れるためにひたすらお金を稼いでいる。オークション周辺でのせどり、詐欺、目利きのゼパイルとの出会い。詐欺の手口も鑑定の技も全部作中で作られた嘘で、虚実を混ぜて相手を騙すというこの作品の重要要素がここで前面に出ます。マフィアの娘ネオンの占い能力、最低落札希望価格89億ジェニーのゲームがハンターの仕事では最低ランクのGだと分かる場面など、世界がまた一段広がる回です。
後半はバトルの話。瞬殺された陰獣が2026年の最新話から振り返ると意外と強く、ウボォーギンは明らかに最強クラスで、陰獣と旅団の戦いはすでに頂上決戦だったこと。ゼノとシルバの早すぎる投入とクロロとの2対1。そして念の初心者のはずのクラピカが最強クラスの旅団員を捕まえてしまう「制約と誓約」。『呪術廻戦』の「縛り」につながった、この作品の発明です。最後は『HUNTER×HUNTER』が絶対悪を絶対に作らない漫画であること。ゴンとキルアが旅団にスカウトされ、再会しても襲われずに会話して終わる。ゾルディック家も幻影旅団も絶対悪にしない徹底ぶりを話します。
後編(noteメンバーシップ限定)では、パクノダの死、ノブナガの涙にキレるゴン、実は一番強いイルミ、センリツがクロロを倒す可能性、そして「誰も何も成功していない」編の構造まで、ネタバレ全開で語ります。
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■ 紹介した作品
『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博、集英社・週刊少年ジャンプ) https://www.amazon.co.jp/s?k=HUNTER+HUNTER+冨樫義博&tag=tekeshun01-22
『幽☆遊☆白書』(冨樫義博) https://www.amazon.co.jp/s?k=幽遊白書+冨樫義博&tag=tekeshun01-22
『呪術廻戦』(芥見下々) https://www.amazon.co.jp/s?k=呪術廻戦+芥見下々&tag=tekeshun01-22
『ONE PIECE』(尾田栄一郎) https://www.amazon.co.jp/s?k=ONE+PIECE+尾田栄一郎&tag=tekeshun01-22
『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴) https://www.amazon.co.jp/s?k=鬼滅の刃+吾峠呼世晴&tag=tekeshun01-22
■ タイムスタンプ
00:00:00 オープニング|ヨークシン編で『HUNTER×HUNTER』が一皮むける
00:00:45 王道少年漫画から都市型クライムサスペンス・群像劇へ
00:01:50 今回の4つの見どころ|金稼ぎ・復讐・最強に勝つクラピカ・魅力的な旅団
00:02:55 冨樫義博の株好きとグリードアイランド|ジンの遺品からオークションへ
00:04:30 オークション周辺でせどり、詐欺に引っかかる、ゼパイルとの出会い
00:06:00 バトルの代わりに描かれる稼ぎ方と、作中で作られた嘘のテクニック
00:06:50 ヨークシン=ニューヨーク
00:07:25 3つも4つもの話が同時に進む|クラピカの一方的な因縁と情報の非対称性
00:08:10 占いという念能力|マフィアの娘ネオン
00:09:35 89億ジェニーのゲームが、ハンターの仕事では最低ランクG
00:10:50 幻影旅団が結構バカ|出し惜しみしない冨樫義博
00:12:00 マフィアの十老頭と陰獣|瞬殺されたが今読むと意外と強い
00:12:55 2026年から読むと陰獣と旅団の戦いは頂上決戦|ウボォーギンは最強クラス
00:14:05 強さがインフレしない|強い側から先に死ぬ
00:14:50 ゼノとシルバの早すぎる投入|クロロと2対1
00:16:50 クラピカが死ぬほど強い|制約と誓約という発明
00:18:35 ゴンとキルアが旅団にスカウトされる
00:19:35 絶対悪を絶対に作らない|『鬼滅の刃』『呪術廻戦』との違い
00:20:25 後編予告|流星街、マフィア、王位継承編とのつながり
■ 前回までのHUNTER×HUNTER入門(note)
入門2026 https://note.com/tekeshun/n/n03d9835a42aa
ハンター試験編 https://note.com/tekeshun/n/nc2a83b42223a
ゾルディック家編〜天空闘技場編 https://note.com/tekeshun/n/n1b44e0b2acfd
■「てけしゅん」とは
MTV Japan、ユニバーサル ミュージック『AMP』編集長を経て独立した照沼健太(ポップアート2.0作家/合同会社ホワイトライト代表)と、批評誌『LOCUST』編集長で『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』の著者・伏見瞬(批評家/ライター)がお届けする音楽・批評ポッドキャスト。YouTubeでは「てけしゅん音楽情報」、音楽メモアプリは「Onga9」(https://onga9.jp/ )、無音カット自動化アプリは「Shh」(https://whitelight.co.jp/shh/ )。
お便りフォーム:https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
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YouTube:https://www.youtube.com/@tekeshun
#HUNTERxHUNTER #ハンターハンター #冨樫義博 #ヨークシン編 #幻影旅団 #クラピカ #呪術廻戦 #てけしゅん音楽情報
学生のうちに聴いた方がいい音楽って、何だろう?
2026/09/08
水曜朝はてけしゅんMORNING RADIO! 今回は中学生リスナーから届いた25枚のDMに答えます。
「現在中学生なのですが、学生のうちに聴いておいた方がいいアーティストは誰でしょうか?」。9月5日の夜、照沼のインスタグラムに届いたメッセージです。添えられていたのは、最近聴いているアルバム25枚の画像でした。
その25枚が、ミルトン・ナシメント、透明雑誌、VOOID、テレビジョン、カニエ・ウェスト、レディオヘッド、ザ・ビートルズ、トーキング・ヘッズ、チャーリー・メギラ、カン、スーサイド、ディアンジェロ、Nujabes、KID FRESINO、ゆらゆら帝国、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、じゃがたら、村八分、サニーデイ・サービス。いちばん古いのは1968年のホワイトアルバム、新しいのは2025年8月のVOOID。25枚のうち、この人が生まれてから出たアルバムは実質3枚しかありません。国別はアメリカ8枚、日本7枚、イギリス4枚を含む7か国です。
二人の第一声は「何を悩んでいるのか分からない」でした。そこから、僕らが中学生のとき何を聴いていたかという話になります。LUNA SEAの『SINGLES』でバンドを始めて『STORM』が嫌いだった話、ラルクは『HEART』より前の『heavenly』『Tierra』が好きになった話、スピッツは『ハヤブサ』にハマれず初期3枚ばかり聴いていた話。二人とも、リアルタイムの新作より過去作を好きになる子どもでした。
Weezerの『Green Album』もAphex Twinの『Drukqs』も、当時は評価が低かった作品です。ソニック・ユースの『NYC Ghosts & Flowers』はピッチフォークで0点でしたが、今は後期こそ最高だと言われています。名盤かどうかは時代でひっくり返ります。
答えとして出したのは5つ。リアルタイムの体験はリアルタイムでしかできない。買って損する経験をした方がいい。ライブに行く。CDを買ってジャケットの紙を触る。そして、世の中でクソ扱いされている作品を聴く。PILの『Second Edition』をHMVのトイレで聴いて愕然とした話と、ジョイ・ディヴィジョンの『Closer』が人生ワーストから3年後に人生ベストになった話が入っています。
後半は、J-POP「暗黒期」は本当に暗黒だったのか回に届いたコメントへの返信です。
▼ チャプター
00:00:00 オープニング|中学生リスナーからインスタグラムにDMが届いた
00:00:45 添えられていたのは、最近聴いている25作品の画像
00:01:15 25枚を読む①ミルトン・ナシメント、透明雑誌、VOOID
00:02:35 25枚を読む③サニーデイ・サービス『DANCE TO YOU』まで
00:03:25 最古は1968年のホワイトアルバム、最新は2025年のVOOID
00:03:55 生まれてから出たのは実質3枚|国別はアメリカ8、日本7の7か国
00:05:20 二人が中学生のとき聴いていたのは3枚くらい|ビートルズ、ニルヴァーナ、YMO
00:06:25 リストに無いもの|ジャズ、メタル、テクノ、K-POP、J-POP
00:07:15 答えは「今の音楽を聴く」ではないか
00:08:15 LUNA SEA『SINGLES』で始めて、『STORM』が嫌いだった
00:09:00 ラルクは『heavenly』『Tierra』、スピッツは初期3枚が好きだった
00:10:15 Weezer『Green Album』は当時ダメ、今は最高作扱い
00:11:55 リアルタイムの評価は低い|Aphex Twin『Drukqs』も当時は「あれ?」
00:15:30 TSUTAYAのポップの「轟音トリプルギター」で借りた『OK COMPUTER』
00:18:40 答え①リアルタイムの体験はリアルタイムでしかできない
00:19:15 答え②買って損する経験をした方がいい
00:19:45 PIL『Second Edition』をHMVのトイレで聴いて愕然とした
00:21:05 ジョイ・ディヴィジョン『Closer』は人生ワーストから人生ベストへ
00:23:30 答え③クソ扱いされている作品を聴く|ガンズ、クラッシュ、『VU』
00:24:45 ソニック・ユース『NYC Ghosts & Flowers』はピッチフォーク0点
00:26:20 今の音楽への入り口|noteの月間ベスト10
00:28:25 身も蓋もないが「聴いた方がいい音楽」は基本ない
00:31:10 答え⑤CDを買って、ジャケットの紙を触る
00:35:55 コメント返し|J-POP「暗黒期」回へ
00:40:15 ダブステップの意味が変わった|ベンガ、ブリアルからスクリレックスへ
00:45:00 エンディング
▼ リンク
今回のコメント返しの元回(J-POP「暗黒期」は本当に暗黒だったのか) https://www.youtube.com/watch?v=rk9qDR0BdIw
てけしゅん流「音楽の聴き方」完全ガイド https://note.com/tekeshun/n/nfcf1cae17c36
お便りフォーム https://forms.gle/ndCtnd3QgXS4Q5Em6
てけしゅん note https://note.com/tekeshun
YouTube版 https://www.youtube.com/@tekeshun
音楽メモアプリ「Onga9」 https://onga9.jp/
▼ パーソナリティ
てけ(照沼健太)— ポップアート2.0作家/音楽家、MTV Japan、UMJ『AMP』編集長を経て合同会社ホワイトライト代表
しゅん(伏見瞬)— 批評家/ライター、批評誌『LOCUST』編集長、『スピッツ論―「分裂」するポップ・ミュージック』
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